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Jazz Classic Audio Life

ジャズ、クラシック、オーディオの想いを日々綴ります。   ブログ内で お探しのキーワードを右の枠に入力して GO ⇒

ブルックナー交響曲第7番ホ長調 WAB.107(ハース版)/ 朝比奈隆:指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団

朝比奈隆・ブルックナー交響曲第7番・1975年盤
★★★☆
『ブルックナー 交響曲第7番ホ長調 WAB.107(ハース版)』
1975年10月12日
オーストリア、ザンクト・フローリアン修道院マルモアザールにてライブ録音
朝比奈隆(Cond.) 大阪フィルハーモニー交響楽団 平澤佳男(Recording)


世評に名高い朝比奈隆氏の歴史的名盤とされる本作を わたしは購入していました。
なぜならブルックナー・コンプレックスに陥らないためにシューリヒトなど何枚かのCDを
買っていて、その良さを聴いて確かめるためなのですが、どれを聴いても感動に至るどこ
ろか退屈で しかたがない。 ネットでブルックナーの交響曲のブログを検索しても、みんな
感動しか書いていない!
ここでとりあげたブルックナーの7番は、故・吉田秀和氏もブルックナーを聴くなら7番を
と著書 「LP300選」 に書かれています。吉田氏も なんとブルックナーを苦手とされていた
そうです。 うん、わかるなぁ~!
そして本作をじっくり聴いてみました。わたしがベートーヴェンやブラームスに抱いている
音楽へのワクワク感がほぼ感じられません。 まだ7番はその点ましなほうなのでしょう。
8番、9番は、その期待はほとんどありません。 アダージョになると深奥な感じはしてくる
のですが、どうも映画音楽の域のようなイメージしか浮かびません。 旋律に一連の流れが
感じられず、美しくありたいと願う音楽のようです。
打楽器を排除した理由も、いまいちわからない。 スケルツォのところでティンパニが入ると
もっと良い雰囲気になるのにと思ったりしました。

ということでわたしはブルックナーとマーラー(『大地の歌』を除く)の交響曲を聴くことを
封印することにしました。 悪しからず。

ブルックナー党の方々にお願いです。 わたしのこの投稿に対して攻撃だけはなさらないで
くださいね。 ご意見はうかがいます。


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チック・コリア、79歳で逝く

2021年2月9日にチック・コリア氏が亡くなりました。
めずらしい癌を患い、79歳という いまの時代では若いと考えられる年齢での逝去。
小曽根 真氏によれば、ことし二人は80歳と60歳の合同ツアーを行おうという
計画があったそうです。 それが とても残念な結果になってしまいました。
わたしは 『Piano Improvisations Vol.1』 の A面を こころ静かに聴いて偲びます。

※以下は2011年6月12日に投稿したものです。

チック・コリア(Chick Corea・巳年)が1941年のきょう6月12日に生まれています。
コリアももう70歳なのですね。 『Improvisation Vol.1』 を発表したころはまだ30歳!
わたしは 「Noon Song」 を聴いてカルチャー・ショックを受け、感動しました。
だけど B面はほとんど聴いていませんが…
同日録音の Vol.2 もあまり聴くことはありませんでした。
ただ、ゲイリー・バートンとの 『Crystal Silence』 はすばらしい、傑作です。
ECMの数あるレコードのなかでも特筆すべき名盤といえる一枚です。
コリアのサイドものとしてはブルー・ミッチェルの 『The Thing To Do Blue Note』
『Down With It! Blue Note』、スタン・ゲッツの 『Sweet Rain Verve』 が大好きです。


Chick Corea Improvisations Vol.1 ECM 1014 ST
『Piano Improvisations Vol.1』
ECM 1014 ST
1971年4月21日、22日 録音
Chick Corea (p)


Side-1
1. Noon Song
2. Song For Sally
3. Balaad For Anna
4. Song Of The Wind
5. Sometime Ago
Side-2
1. Where Are You Now?
  -A Suite Of Eight Pictures-


Chick Corea Improvisations Vol.2 ECM 1020 ST
『Piano Improvisations Vol.2』
ECM 1020 ST
1971年4月21日、22日 録音
Chick Corea (p)


Side-1
1. After Noon Song
2. Song For Lee Lee
3. Song For Thad
4. Trinkle Tinkle
5. Masquellero
Side-2
1. Preparation 1
2. Preparation 2
3. Departure From Planet Earth
4. A New Place 1) Arrival
          2) Scenery
          3) Imps Walk
          4) Rest


Chick Corea Gary Burton Crystal Silence ECM 1024 ST
『Crystal Silence』
ECM 1024 ST
1972年11月6日 録音
Chick Corea(p) Gary Burton(vib)


Side-1
1. Señor Mouse
2. Arise Her Eyes
3. I'm Your Pal
4. Desert Air
Side-2
1. Crystal Silence
2. Falling Grace
3. Feelings And Things
4. Childrens Song
5. What Game Shall We Play Today

Piano Improvisations Vol.1 / Chick Corea
Piano Improvisations Vol.1 / Chick Corea

Piano Improvisations Vol.2 / Chick Corea
Piano Improvisations Vol.2 / Chick Corea

Crystal Silence / Gary Burton Chick Corea
Crystal Silence / Gary Burton Chick Corea

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Flight To Jordan / Duke Jordan Blue Note 4046

Duke Jordan Flight To Jordan Blue Note BST 84046
★★★★★
『Flight To Jordan』
Blue Note BST 84046 → Toshiba EMI LNJ-80139
1960年8月4日 録音
Dizzy Reece(tp) Stanley Turrentine(ts)
Duke Jordan(p) Reginald Workman(b) Art Taylor(ds)


Side-1
1. Flight To Jordan
2. Starbright
3. Squawkin'
Side-2
1. Deacon Joe
2. Split Quick
3. Si-Joya

当日録音し、のちにCDに追加された曲。
7. Diamond Stud
8. I Should Care(piano solo)

もう文句のつけようがない、王道の名盤です。




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Merry Christmas From Joni / Joni James

Joni James Merry Christmas From Joni MGM E-3468
★★★★☆
『Merry Christmas From Joni』
MGM E-3468
1956年 録音
Joni James(vo)
David Terry(arr. Cond.)


Side-1
1. I'll Be Home For Christmas
2. Silent Night
3. White Christmas
4. The First Noel
5. The Christmas Song
6. It Came Upon The Midnight Clear
Side-2
1. O Come, All Ye Faithful
2. Nina-Non
3. O Holy Night
4. Christmas And You
5. O Little Town Of Bethlehem
6. Have Yourself A Merry Little Christmas

2020年、とんでもない年になってしまいました。中国の武漢から発生したとされる脅威の
新型コロナウイルスが昨年末に見つかり、あっという間に全世界に蔓延する事態に・・・
日本では春から現在までの間に第一波から第三波に至るまで感染者は21万人弱、死者は
3,100人。世界では感染者が7,800万人を超え、死者はなんと172万人を超えました。
アメリカやロシア、中国でワクチンが開発され、イギリスなどで接種が始まりましたが、
何例かの副反応などがあり、この状態が終息するのはまだまだ先のことだと思われます。

きょうの日没から午前零時までのクリスマス・イブ、さぁ、楽しい時間を我が こころの歌姫、
ジョニ・ジェィムスの美しい歌声に浸りましょう。


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『Soul Station』 のオリジナル録音はステレオなのかモノラルなのか?

Hank Mobley Soul Station
★★★★☆
『Soul Station』
Blue Note BLP 4031, BST 84031
1960年2月7日 録音
Hank Mobley(ts) Wynton Kelly(p)
Paul Chambers(b) Art Blakey(ds)


下記はステレオと思われているが、実はモノラルになっています。タイトルをクリック。
Side-1
1. Remember
2. This I Dig Of You
3. Dig Dis
Side-2
1. Split Feelin's
2. Soul Station
3. If I Should Lose You

下記はステレオ音声ですが、おそらく疑似ステレオです。タイトルをクリック。
Side-1
1. Remember
2. This I Dig Of You
3. Dig Dis
Side-2
1. Split Feelin's
2. Soul Station
3. If I Should Lose You

わたしが聴いているのはCDなのですが、ジャケットの写真はステレオ表記の 84031 に
なっています。 しかしCD本体にもブックレットにも STEREO の表記はありません。
そしてまったく 気がつかずに聴いていたのは、ステレオだと思っていたこと!
というのはオリジナルのモノラル盤がヤフオクで十数万円で出品されたり していることが
あるので、じっくり聴いてみました。 そう したらなんと手持ちの CD はモノラル音源でした!

そこで YouTube で念入りに探してみたところ、ありました。 本作のステレオ音源が・・・
しかし音の波形を調べてみたら、ほぼモノラル波形でした。 つまり これは疑似ステレオだと
思われます。 でもステレオ感は感 じられるのです。 カルテットだから むずかしいのか・・・
いやぁ調べてみないとわからないものです。 思い込みは真実の本質を見失うことになります!

※以下は 2020年11月27日の記述です。
本作の録音形式がステレオかモノラルかが判明 しました!
ブログ 『These music suit me well』 を書かれている方の投稿で知ることができました。

Hank Mobley Soul Station BST 84031 stereo

1968年にリリースされた上記、ジャケット違いのステレオ表記盤の裏ジャケに、ちゃんと
記されていたのです。 ELECTRONICALLY RE-RECORDED TO SIMULATE STEREO と!
つまり電気的にステレオ処理した疑似ステレオ(人によってはニセステとも言う)です。
やはり疑似ステは音処理的には共感できない行為です。 一件落着!



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Shades Of Redd / Freddie Redd Blue Note 4045

Freddie Redd The Shades Of Redd Blue Note BST 84045
★★★★★
『Shades Of Redd』
Blue Note BST 84045 → King K18P-9207
1960年8月13日 録音
Jackie McLean(as) Tina Brooks(ts)
Freddie Redd(p) Paul Chambers(b) Louis Hayes(ds)


Side-1
1. Thespian
2. Blues-Blues-Blues
3. Shadows
Side-2
1. Melanie
2. Swift
3. Just A Ballad For My Baby
4. Olé

曲によっては音程的な作用が あるのかもしれませんが、マクリーンはテナーに近づけ、
ティナはアルトに近づけているように聞こえます。
ベストトラックは 「Blues-Blues-Blues」。 テーマのメロディがいいし、マクリーンも
ティナも泉が湧くようにすばらしいソロを繰りひろげています。 まさにモダンジャズは
こういう曲に代表されるものだと、しみじみ感じるのです。

「Swift」 の爽快感も好きです。 マクリーンが絶好調で飛ばす快感、たまりません。
負けじとティナも張りきって好演。 「Olé」 はテーマがラテン風のメロディとリズムで
粋です。 つづくティナの くねくねとしたソロもいいし、やはりマクリーン節もいい。
とはいえアルバム全体に通じるフレディ・レッドの哀愁にあふれた曲想がすばらしい
から本作は人気がある名作の評価を得ているのだと思います。
さらにチェンバースは相変わらず堅実だしルイス・ヘイズのタイミングも聴きものです。

※以上2014年11月29日の記述でした。


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Moods / The Three Sounds Blue Note 4044

The Three Sound Moods Blue Note BST 84044
★★★★
『Moods』
Blue Note BST 84044
1960年6月28日 録音
The Three Sounds
Gene Harris(p) Andrew Simpkins(b) Bill Dowdy(ds)


Side-1
1. Love For Sale
2. Things Ain't What They Used To Be
3. On Green Dolphin Street
Side-2
1. Loose Walk
2. Lil Darlin'
3. I'm Beginning To See The Light
4. Tammy's Breeze
5. Sandu

ブルーノートの1500番台、正確には1600番ですが、ブルーノートでのデビュー作は
彼らのグループ名を冠した作品。 そして4000番台には なんと下記の16作品が・・・
4014 『Bottoms Up!』
4020 『Good Deal』
4044 『Moods』 本作
4072 『Feelin' Good』
4088 『Here We Come』
4102 『Hey There』
4120 『It Just Got To Be』
4155 『Black Orchid』
4197 『Out Of This World』
4248 『Vibrations』
4265 『Live At The Lighthouse』
4285 『Coldwater Flat』
4301 『Elegant Soul』
4378 『Gene Harris The 3 Sounds』
4423 『Gene Harris Of The Three Sounds』
4434 『Babe's Blues』

アルレッド・ライオンは彼らのピアノ・トリオが大好きだったのでしょうね。
わたしも大好きです。 本作のジャケットにはライオンの二番目? の奥方の悩ましい表情が。
ライオン自身の書斎にも、このジャケットが飾られていました。
ルース・ライオンさんの声を 『Donald Byrd At The Half Note Cafe Volume 1』 で聞くことが
できます。 本作は、おいしいコーヒーを飲みながら BGM 的に聴き流すのが愉しみな一枚。
趣味の良い! モダン・ジャズを聴く醍醐味が味わえます。



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