Jazz Classic Audio Life

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Zoot At Ease / Zoot Sims

Zoot Sims Zoot At Ease Famous Door HL 2000
★★★★★
『Zoot At Ease』
Famous Door HL 2000 → Toshiba-EMI Stateside IHJ-80082
(1-1, 1-3, 2-1, 2-3)1973年5月30日 録音
Zoot Sims(ts/2-1,2-3 ss/1-1, 1-3)
Hank Jones(p) Milt Hinton(b) Louis Bellson(ds)

(1-2, 1-4, 2-2, 2-4)1973年8月9日 録音
Zoot Sims(ts/1-2, 1-4, 2-4 ss/2-2)
Hank Jones(p) Milt Hinton(b) Grady Tate(ds)


Side-1
1. Softly, As In A Morning Sunrise
2. In The Middle Of A Kiss
3. Rosemarty's Baby
4. Beach In The A.M.
Side-2
1. Do Nothing Till You Hear From Me
2. Alabamy Home
3. Cocktails For Two
4. My Funny Valentine

先月23日がズートの33 回忌でした。 亡くなって、もうそんなに年数が経ったのですね。
このアルバムはテナーとソプラノを吹き分ける、ズートの傑作の一枚といえるでしょう。
オープニングの名曲 「Softly, As In A Morning Sunrise」 から快調に飛ばしています。

わたしとしては、ソプラノの曲にとても魅力を感じます。 「Rosemary's Baby」 を聴いて
みてください。 こんなにアップテンポでもアドリブは泉のごとく溢れだしてくるのです。
途切れることのない感性の豊かさと、裏打ちされた強靭な音楽的テクニックが見事です。
とにかく騙されたと思ってソプラノ曲から聴いて楽しんでください。

彼にはもっと長生きしてほしかった。 死因は癌ということだけしかわからず、59歳という
ほんとうに いまでは考えられない年齢で、天に召されてしまいました。 合掌!



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Swing, Swang, Swingin' / Jackie McLean Blue Note 4024

Jackie McLean Swing Swang Swingin Blue Note BLP 4024
★★★★☆
『Swing, Swang, Swingin'』
Blue Note BLP 4024 → King GXK-8081
1959年10月20日 録音
Jackie McLean(as) Walter Bishop Jr.(p)
Jimmy Garrison(b) Art Taylor(ds)


Side-1
1. What's New
2. Let's Face The Music And Dance
3. Stable Mates
4. I Remember You
Side-2
1. I Love You
2. I'll Take Romance
3. 116th And Lenox

ほんとうに聴きやすい。 こんなに すんなり入ってくるジャズも珍しいのでは。
ハンク・モブレーの 『Soul Station』 のところでも書いたのですが、同じように これが
マイルス・デイヴィスの 『Dig』 で共演したマクリーンと同一人物なのか疑ってしまう。
まるで引っかかりがない、なさすぎるのです。 楽器が彼の からだの一部としか思えない
ほどスムースなプレイ。 といって ちゃんとマクリーン節は満載なのです。
しかし、やはりワンホーン・ジャズの快演には ちがいありません。
スタンダード曲がすべて良い。 とくに好きなのは 「Let's Face The Music And Dance」、
「I'll Take Romance」 の二曲です。

※以上は 2012年1月28日の記述です。


Swing, Swang, Swingin' / Jackie McLean
 Swing, Swang, Swingin' / Jackie McLean

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Star Bright / Dizzy Reece Blue Note 4023

Dizzy Reece Star Bright Blue Note BST 84023
★★★★
『Star Bright』
Blue Note BLP 4023 → Toshiba-EMI TOCJ-4023
1959年11月19日 録音
Dizzy Reece(tp) Hank Mobley(ts)
Wynton Kelly(p) Paul Chambers(b) Art Taylor(ds)


Side-1
1. The Rake
2. I'll Close My Eyes
3. Groovesville
Side-2
1. The Rebound
2. I Wished On The Moon
3. A Variation On Monk

ブルーノートの彼の諸作のなかで唯一聴いたことがあるアルバムが これ。
ベストトラックは 「I'll Close My Eyes」 かな。 「I Wished On The Moon」 が
次点。 あとは なにかとりとめのない曲ばかり。
ハンク・モブレーが ちょっと不調。 ケリーは なかなかのプレイです。
ただし いまは手元にLP盤は ありません。

※以上は 2012年1月6日の記述です。
以後に 『Blues In Trinity』『Soundin' Off』 も聴きました。


5 CLASSIC ALBUMS PLUS / Dizzy Reece
5 CLASSIC ALBUMS PLUS / Dizzy Reece

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Satin Doll / Shirley Scott

Shirley Scott Satin Doll Prestige PRLP 7283
★★★☆
『Satin Doll』
Prestige PRLP 7283 → Victor VIJJ-30010
1961年3月7日 録音
Shirley Scott(org) George Tucker(b) Mack Simpkins(ds)


Side-1
1. Satin Doll
2. It Don't Mean A Thing
3. C Jam Blues
Side-2
1. Perdido
2. Mood Indigo
3. Things Ain't What They Used To Be
4. Solitude

全曲エリントンの作品(「Things Ain't What They Used To Be」 は息子マーサーの作?)で
構成されたオルガン・トリオ作品。 リラックスを絵に描いたような聴きやすい一枚です。
わたしも好きな作品で、評価は三ツ星半と低いのですが、たまに聴いている楽しい音楽です。

これがベストトラック、ということは言えませんが、たとえば 「Solitude」 でのシャーリーの
見事なアドリブに浸ってみてください。 オルガンの魅力が わかる気がしてくるでしょう。

本作が廃盤なので参考盤として下記を・・・


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Introducing Kenny Burrell Blue Note1523

Kenny Burrell Introducing Blue Note BLP 1523
★★★★★
『Introducing Kenny Burrell』
Blue Note BLP 1523 → King GXK-8011M
(1-2, 1-3, 2-1)1956年5月29日 録音
(1-1, 1-4, 2-2, 2-3)1956年5月30日 録音
Kenny Burrell(g/except 2-2) Tommy Flanagan(p/except 2-2, 9)
Paul Chambers(b/except 2-2, 9) Kenny Clarke(ds, 9)
Candido Camero(cga/except 1-4, 9)


Side-1
1. This Time The Dream's On Me
2. Fugue 'N Blues
3. Takeela
4. Weaver Of Dreams
Side-2
1. Delilah
2. Rhythmorama
3. Blues For Skeeter

29日に演奏された曲(1543に収録)
8. Get Happy
30日に演奏された曲(1543に収録)
9. But Not For Me(Burrell solo)

本作はバレル24歳にしての初リーダー作品。 ただし録音は1543番の中の三曲のほうが
二ヵ月半、先に行われています。
冒頭 「This Time The Dream's On Me」 でのケニー・クラークとキャンディドのフォー・
バースが聴きものです。 クラークが唸っていることが力が入っている証拠です。
主役のバレルのタイトでハードなプレイは みごとというほかありません。 後年のソフトな
イメージとは まったくちがうハード・バッパーなバレルの魅力が堪能できます。
そしてフラナガンは相変わらずサイドに回ったときに本領を発揮するピアノの達人です。

そうは言いながらベストトラックはというとキャンディド不参加で、ヴィクター・ヤングが
作曲したバラード 「Weaver Of Dreams」 を挙げます。 バレルもそうだけどフラナガンの
ピアノの味わいが とってもすばらしいのです。 名曲名演だと思います。
フランシスの みごとなスナップ写真とリード・マイルスの絶妙のトリミングで、おもわず
壁に飾ってみたくなるアートなジャケットにも見惚れてしまいます。

このような傑作が(2017年3月25日現在)廃盤になっていることが信じられません。


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On A Monday Evening / Bill Evans

Bill Evans On A Monday Evening UCCO-1172
★★★★★(音質★★★★)
『On A Monday Evening』
Fantasy → Universal Music UCCO-1172(SHM-CD mono)
1976年11月15日 Madison Union Theatre, マディソンにてライブ録音
Bill Evans(p) Eddie Gomez(b) Eliot Zigmund(ds)


1. Sugar Plum
2. Up With The Lark
3. Time Remembered
4. T.T.T.(Twelve Tone Tune)
5. Someday My Prince Will Come
6. Minha(All Mine)
7. All Of You
8. Some Other Time

やっと聴くことができました。 満を持して発表された本作。 はじめに言っておきましょう。
演奏は星五つ、いや それ以上かもしれません。 が、録音状態に若干問題ありなのですね。
とくに初めのころ、たぶんベースの低弦でしょう、ボコボコした音が頻繁に聞こえます。
そしてドラムスの音も低音圧で、だいぶん離れた場所で演奏しているように聞こえます。
さらに、時は1976年というのにモノラル録音とは これいかに!
しかし全体には押し出しの強い粒立ちも はっきりしたレベルの高いものになっています。

いきなりエヴァンスが弾く軽快な 「Sugar Plum」 で幕開き。 第一音が途切れぎみに
録られているのが残念。 二曲目も軽快に飛ばしながら小気味良い 「Up With The Lark」。
アルバムを通しての印象は明るさです。 ネネットとの あいだに産まれた愛息エヴァンは
1歳3ヵ月ほどで いちばんかわいいとき。 エヴァンス一家は小さいエヴァンを中心にして
ほんとうに幸せな時間を過ごしていたのでしょう。 それがこのCDには溢れています。
3年10ヵ月後に、その主が亡くなるなんて、だれが想像したでしょう。

ともかく演奏は生気に溢れていて、すばらしい作品だと思います。
そしてベストトラックは、こんなアプローチで聴いたことがない 「All Of You」 です。
曲の終盤になるまで曲名が わかりません。 10日前にパリで同曲を演奏していますが
それ以上にニュアンスが新鮮で おもしろい。 いやぁ、これだから未発表音源の発掘は
堪えられません。 終曲の 「Some Other Time」 も心に沁みる魅力があります。

『The Paris Concert』(Victor VDJ-25035)の10日後に録音されたこの作品。
エヴァンスフリークには たまらないコレクションとなるでしょう。



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Profile / Duke Pearson Blue Note 4022

Duke Pearson Profile
★★★★★
『Profile』
Blue Note BLP 4022 → King GXK-8212
1959年10月25日 録音
Duke Pearson(p) Gene Taylor(b) Lex Humphries(ds)

Side-1
1. Like Someone In Love
2. Black Coffee
3. Taboo
4. I'm Glad There Is You
Side-2
1. Gate City Blues
2. Two Mile Run
3. Witchcraft

デューク・ピアソンのレコードデビューは遅く、本作レコーディングの三週間まえに
録音が行われたドナルド・バードの 『Fuego』 が初作品になります。 バードが
彼を見つけライオンを説得してセッションに起用。 その演奏を聴いたライオンは
彼を気に入り間髪を おかずピアソンのリーダー作である このアルバムを製作。
その期待に応えるかのように、いや それ以上に魅力あふれる作品が誕生したのです。
オープニングの 「Like Someone In Love」 からして、ほんとうにリリカルな演奏。
一転して二曲目のムーディな 「Black Coffee」。 このブルースは たまりません。
こどものころよく聴き、タイトルにある秘密っぽさを感じていた懐かしい 「Taboo」。
ラテンとジャズの融合をピアソンは みごとに表現しています。

二曲のオリジナル 「Gate City Blues」 「Two Mile Run」 は のちのち彼が活躍する
コンポーザーとしての能力が垣間見える秀作です。 ベースのジーン・テイラー、
ドラムスのレックス・ハンフリーズも いいサポートでピアソンを盛りたてています。
しかし本作のベストトラックは 「Witchcraft」 だと思います。 おとなしすぎる?
いやいや このアルバムの底に流れるイメージは “癒し” なのです。 それをこの
演奏で リスナーの われわれに教えてくれているのです。
このアルバムは身近に置いておきたい、一生つきあえる すばらしい作品です。
遅咲きの26歳のピアソン、初リーダー作にして名盤、代表作。 1980年に47歳という
若さで亡くなったことが惜しまれます。

※以上は 2012年6月21日の記述です。


Profile & Tender Feelin’s / Duke Pearson
 Profile & Tender Feelin’s / Duke Pearson

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