Jazz Classic Audio Life

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The Fabulous Fats Navarro Volume 1 & 2 Blue Note 1531 1532

ファッツ・ナヴァロ(Theodore “Fats” Navarro・亥年)が1923年9月24日に
生まれています。 悪癖のヘロイン中毒もひどく、さらに肺結核も患い1950年7月7日に
26歳という若さで亡くなりました。
やはりナヴァロはブルーノートの この音源を聴かなければ始まりませんね。
わたしが好きな曲は Vol.1 からアーニー・ヘンリーも好演の 「Our Delight」、
王道の 「Bouncing With Bud」、テーマが変拍子で小気味よく超高速のバドが最高の
「Wail」、Vol.2 からはテーマメロディが優雅な 「Lady Bird」、「Dance Of The Infidels」
はバドの文字どおり躍るがごとくソロがすばらしいし、つづくナヴァロのプレイもいい。
この歴史的に重要な財産であるアルバムが amazon や HMV で入手できないとは
なんたることなのか。 レコード製作業界は異常だと思います。
※2017年11月現在、かろうじて(在庫僅少)両社で2作が そろう状態です。


Fats Navarro The Fabulous Fats Navarro Volume 1 Blue Note BLP 1531
『The Fabulous Fats Navarro Volume 1』
Blue Note BLP 1531 → King GXK-8060M
(1/1~6, 2/4~5) 1947年9月26日 録音
Fats Navaro(tp) Ernie Henry(as) Charlie Rouse(ts)
Tadd Dameron(p) Nelson Boyd(b) Shadow Wilson(ds)

(2/1~2) 1949年8月9日 録音
Fats Navaro(tp) Sonny Rollins(ts)
Bud Powell(p) Tommy Potter(b) Roy Haynes(ds)

(2/3) 1948年10月11日 録音
Fats Navaro(tp) Howard McGhee(tp, p) Ernie Henry(as)
Milt Jackson(vib, p) Curly Russell(b) Kenny Clarke(ds)


Side-1
1. Our Delight(alternate master)
2. Our Delight
3. The Squirrel(alternate master)
4. The Squirrel
5. The Chase(alternate master)
6. The Chase
Side-2
1. Wail(alternate master)
2. Bouncing With Bud(alternate master)
3. Double Talk
4. Dameronia(alternate master)
5. Dameronia



Fats Navarro The Fabulous Fats Navarro Volume 2 Blue Note BLP 1532
『The Fabulous Fats Navarro Volume 2』
Blue Note BLP 1532 → King GXK-8061M
(1/1~6) 1948年9月13日 録音
Fats Navaro(tp) Wardell Gray(ts) Allen Eager(ts)
Tadd Dameron(p) Curly Russell(b) Kenny Clarke(ds)
Chano Pozo(bongo)

(2/1, 4, 5) 1948年10月11日 録音
Fats Navaro(tp) Howard McGhee(tp, p) Ernie Henry(as)
Milt Jackson(vib, p) Curly Russell(b) Kenny Clarke(ds)

(2/2~3) 1949年8月9日 録音
Fats Navaro(tp) Sonny Rollins(ts)
Bud Powell(p) Tommy Potter(b) Roy Haynes(ds)


Side-1
1. Lady Bird(alternate master)
2. Lady Bird
3. Jahbero(alternate master)
4. Jahbero
5. Symphonette(alternate master)
6. Symphonette
Side-2
1. Double Talk(alternate master)
2. Bouncing With Bud(alternate master)
3. Dance Of The Infidels(alternate master)
4. The Skunk(alternate master)
5. Boperation

ベースになった 3枚の10インチアルバム。

Bud Powell The Amazing Blue Note BLP 5003 Fats Navarro Memorial Album Blue Note BLP 5004 Howard McGhee All Stars Blue Note BLP 5012

※以上 2011年9月24日の記述でした。



The Fabulous Fats Navarro Volume 2

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Stan Getz Plays

Stan Getz Plays
★★★★★
『Stan Getz Plays』
Norgran MGN 1042 → Polydor MV 2627
(Side-1, 2-1, 2-2) 1952年12月12日 録音
(2/3~5) 1952年12月29日 録音
Stan Getz(ts) Jimmy Raney(g)
Duke Jordan(p) Bill Crow(b) Frank Isola(ds)


Side-1
1. Stella By Starlight
2. Time On My Hands
3. 'Tis Autumn
4. The Way You Look Tonight
5. Lover Come Back To Me
6. Body And Soul
Side-2
1. Stars Fell On Alabama
2. You Turned The Tables On Me
3. Thanks For The Memory
4. Hymn Of The Orient
5. These Foolish Things

1952年12月29日に録音されたもう一曲
12. How Deep Is The Ocean

1954年1月23日に録音され Norgran 119 と Norgran 139 に収録された曲で
CD(2017年11月現在 廃盤)でボーナストラックとして聴くことができます。
Stan Getz(ts) Jimmy Rowles(p)
Bob Whitlock(b) Max Roach(ds)

13. Nobody Else But Me
14. Down By The Sycamore Tree
15. I Hadn't Anyone Till You
16. With The Wind And The Rain In Your Hair

全曲すばらしくて どれもがベストトラックです。 未聴の方はCDが入手できるうちに
買い求めて聴いてください。 音質は65年も前の録音なので いいはずはありません。
でも そんな些末なことは まったく気になりません。
ゲッツが若干25歳のときの類まれなる傑作なのです。 ルースト盤と並ぶ必聴の一枚です。

CDに収録されている1954年の四曲は、めずらしくマックス・ローチとの共演。 たぶん
生涯に二度しか共演(『Brothers And Other Mothers』 Savoy)していないのでは?
本作ではローチのブラシが聴けるのもめずらしいと思います。

ジャケット写真はフィル・スターンが撮った決定的な一枚。 スタン・ゲッツと彼の愛息。
スタンは息子に目もくれず、右手に持っているマリ○ァ○? が気になっている!
クスリと深酒が原因だと言われている肝臓がんで64歳の若さで天才は逝ってしまいました。
というわけで、このジャズ史に残るすばらしい遺産、聴くべし!


Stan Getz Plays+1(Uhqcd)

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That’s It / Booker Ervin

Booker Ervin Thats It Candid CJS-9014
★★★★
『That’s It !』
Candid CJS-9014 → CBS Sony SOPC 57008
1961年1月6日 録音
Booker Ervin(ts) Horace Parlan(p)
George Tucker(b) Al Harewood(ds)


Side-1
1. Mojo
2. Uranus
3. Poinciana
Side-2
1. Speak Low
2. Booker's Blues
3. Boo

国内盤が発売されたのは確か1971年、何月かは不明。 録音から10年後だったと思います。
キャンディッド はソニーから何枚かリリースされ、オリジナル盤を持っていないファンは
狂喜乱舞したものです。 このレーベルには なにか知的なイメージがあり、聴かなくても
持っていることにステイタスを感じたものでした。

とくに お目当ては同じブッカーでもリトルのほうで買って聴いてみると “なにこれ?” と
言わずに いられないほどの迷作だったことが思い出されます。
そして本作はというと(Candid はアーチー・ブレイヤーが創設)ジャズ評論家のナット・
ヘントフが監修しているだけあって、アヴァンギャルドっぽい要素が見受けられます。
二曲目の 「Uranus」 を聴いてみてください。 その色合いが ふんぷんとしていて臭い!
そして三曲目の 「Poinciana」 との音楽的ギャップ! こういうのを入れないと売れないと
アーヴィンが言ってヘントフを押し切ったのか? これがA面のラスト曲。
さらにB面トップにクルト・ワイル作の 「Speak Low」 を持ってくるあたり、商売っ気
たっぷりの見え見え路線が いやらしい。

残りのアーヴィン作の四曲に魅力が希薄(ファンの方ごめんなさい)で、しいて言えば
「Booker's Blues」 がアフターアワーズ的な雰囲気をもったベストトラックと言えそう。
そしてベースとドラムスは堅実な二人なのですが、ピアノが苦手パーランさんなので
「Boo」 でのソロなどはクリエイティブに欠け、聴く気が失せる演奏になっています。
というわけで、巷間、評価が高い作品ですが星は こんなところかな、という一枚でした。


That's It / Booker Ervin

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Jutta Hipp With Zoot Sims Blue Note1530

Jutta Hipp With Zoot Sims Blue Note BLP 1530
★★★★☆
『Jutta Hipp With Zoot Sims』
Blue Note BLP 1530 → King GXK-8213M
1956年7月28日 録音
Jerry Lloyd(tp) Zoot Sims(ts)
Jutta Hipp(p) Ahmed Abdul-Malik(b) Ed Thigpen(ds)


Side-1
1. Just Blues
2. Violets For Your Furs
3. Down Home
Side-2
1. Almost Like Being In Love
2. Wee-Dot
3. Too Close For Comfort

※当日録音された他の曲。
6. These Foolish Things
7. 'S Wonderful

ブルーノート、いやレコーディング自体希少なユタ・ヒップの人気盤。
とはいえ やはりズートが参加しているからこその人気盤でしょう。
ズートはオープニングから快調に飛ばしていきます。 そしてトランペットの
ジェリー・ロイドに渡しますが、このときのロイドの音、情けないです。
格の違いが はっきりと出ています。 「Almost Like Being In Love」 の
ズートのバックで つけるロイドのオブリガートも貧相で悲しい。
肝心のユタに関していえば 『At The Hickory House』 の ほうが迫力が
あって、彼女を聴くなら そちらを聴くべきでしょう。
したがって このアルバムはズートの快演を聴くために あるのですね。
わたしが思うベストトラックは名曲 「Violets For Your Furs」、リーダーの
ユタも極上のソロを聴かせてくれます。 名演だと思います。
このアルバム、ズートのプレイには星五つ謹呈です。

※以上 2012年1月26日の記述でした。


Jutta Hipp With Zoot Sims
Jutta Hipp With Zoot Sims

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Cattin' With Coltrane And Quinichette / John Coltrane And Paul Quinichette

Cattin With Coltrane And Quinichette Prestige PRLP 7158
★★★☆
『Cattin' With Coltrane And Quinichette』
Prestige PRLP 7158
1957年5月17日 録音
John Coltrane(ts/except 1-3, 6) Paul Quinichette(ts)
Mal Waldron(p) Julian Euell(b) Ed Thigpen(ds)


Side-1
1. Cattin'
2. Sunday
3. Exactly Like You
Side-2
1. Anatomy
2. Vodka

当日録音された他の曲で、収録しているCDもあります。
6. Tea for Two

結論から言いましょう。 この作品、両極にある二人の個性の ぶつかり合い? を愉しむ?
わたしは成功しているとは思えません。 硬軟対決の狙いは音楽として違和感があります。
プロデューサー兼社長のボブ・ワインストックの いつも通りの姑息さが ふんぷんの作品。

5曲中3曲をマルが提供している関係からか、マルのソロには すばらしいものがあります。
彼のブルース感覚は やはり特筆すべき才能だと思います。
この作品はジャズ喫茶店で聴くと、また味わいが変わって星4つ半ぐらいになるのかな。
余談ですが、トレーンとクィニシェットの写真の扱い方のデザイン(黒い部分)が下手。
もっと繊細に きめてほしかった。 そんなこんなで、わたしはセカンド盤(RVG手描き?)を
コピーも とらずヤフオクで 10数年前に 5,000円で手放してしまいました。



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The Moment / Kenny Barron

Kenny Barron The Moment Reservoir RSR CD 121
★★★★☆
『The Moment』
Reservoir RSR CD 121
1991年8月22日 録音
Kenny Barron (p) Rufus Reid (b/except 3)  Victor Lewis (ds/except 3)

1. Minority
2. Fragile
3. Silent Rain
4. I'm Confessin'(That I Love You)
5. Jackie-ing
6. Tear Drop
7. The Moment
8. Soul Eyes
9. How Deep Is The Ocean

ジャズ喫茶店メグの店主で、ジャズ評論家として著名な寺島靖国氏が絶賛されていたので
求めて聴いてみました。 それがもう20年以上前のこと。 氏とはそれ以前に手紙のやりとり
をしたことがありました。 ジョニ・ジェイムスの日本での公式ファンクラブを立ち上げる、
とおっしゃていたので、情報や状況のやりとりをしたのですが、氏は けっきょく断念され
連絡もなくなってしまいました。 そんな折、ジョニ研究家の高木寛文氏と知り合い、彼の
労作 「A Dear Joni Letter」 に寄稿させていただいたりしてコレクションや全録音の情報
などを共有したりしていました。 高木氏は DIWからリリースされたジョニの邦盤LPの
ライナーノートを担当されたりもしていたのです。
同時期、漫画家で やはりジョニ研究家の橋本孤蔵氏とも知り合いになりました。

いやぁ まったく本作とは関係のない話に なってしまいました。

寺島氏が好まれる特徴が満載の佳作だと思います。 90年代を代表する演奏スタイルと
曲の構成。 ジャズ喫茶店(最近ではあまり見かけないので寂しいですが)映えする作品。
冒頭ジジ・グライス作曲の 「Minority」 のスピード感で ぐっとこころを鷲づかみにして
スティング作の 「Fragile」 では文字通り “こわれもの” らしさを見事に表現しています。
「Silent Rain」 ではソロ・ピアノを愉しませ、「Jackie-ing」 はセロニアス・モンクの
独特の不安感を披露。 自作のタイトル曲「 The Moment」 はラテンリズムの軽快な曲想。
そしてベストトラックはマル・ウォルドロン作の 「Soul Eyes」。 マルが創る なんとも
切ないというか不思議な空気が たまりません。 むかしよく通ったランサー101が あった
馴染みの喫茶店で、濃い目の珈琲を飲みながら煙草を燻らす(いまは吸ってはいませんが)
そんな光景が浮かんでくる すてきな演奏です。
ラストは味わい深い演奏のスタンダード 「How Deep Is The Ocean」 でピシャっと締める。
あと共演者でいうと随所に光るルーファス・リードのベースソロが聴きごたえありです。

最後に本作最大の欠点、それは買う気が失せるジャケットデザイン。 だから廃盤なのか。



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The Incredible Jimmy Smith At Club “Baby Grand” Wilmington, Del. Blue Note 1528 & 1529

The Incredible Jimmy Smith At Club “Baby Grand” Wilmington, Delaware Blue Note BLP 1528
☆☆☆☆☆(未聴)
『The Incredible Jimmy Smith At Club “Baby Grand” Wilmington, Delaware』
Blue Note BLP 1528 → Toshiba EMI TOCJ-9152

Side-1
1. Sweet Georgia Brown
2. Where Or When
Side-2
1. The Preacher
2. Rosetta


The Incredible Jimmy Smith At Club “Baby Grand” Wilmington, Delaware Blue Note BLP 1529
☆☆☆☆☆(未聴)
『The Incredible Jimmy Smith At Club “Baby Grand” Wilmington, Delaware』
Blue Note BLP 1529 → Toshiba EMI TOCJ-9153

Side-1
1. Caravan
2. Love Is A Many Splendored Thing
Side-2
1. Get Happy
2. It's Allright With Me

※当日演奏された他の曲で未発表のまま?
09. Blues
10. Indiana
11. My Old Flame
12. This Can't Be Love
13. I'll Remember April
14. Joy Spring
15. Lady Bird
16. Stella By Starlight
17. Red Sails In The Sunset
18. Blues
19. Someone To Watch Over Me
20. A Night In Tunisia
21. The Nearness Of You
22. Mitch's Movement
23. Jean Elaine


1956年8月4日 Club “Baby Grand”, デラウェア州ウィルミントンにてライブ録音
Jimmy Smith(org) Thornel Schwartz(g) Donald Bailey(ds)

Eight Classic Albums / Jimmy Smith
Eight Classic Albums / Jimmy Smith

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