わたしのブラウニー開眼盤
★★★★★
『Study In Brown』
EmArcy MG 36037 → Nippon Phonogram SFX-7304M
(1-3, 1-4, 2-3, 2-5)1955年2月23日 録音
(2-1, 2-4)1955年2月24日 録音
(1-1, 1-2, 2-2)1955年2月25日 録音
Clifford Brown(tp) Harold Land(ts)
Richie Powell(p) George Morrow(b) Max Roach(ds)
Side-1
1. Cherokee
2. Jacqui
3. Swingin'
4. Lands End
Side-2
1. George's Dilemma
2. Sandu
3. Gerkin For Perkin
4. If I Love Again
5. Take The A Train
クリフォード・ブラウンを初めて聴いたのは当アルバムの 「George's Dilemma」 です。
なんと なめらかで艶やかで、それはテクニックと情感の両立を完璧に成しえていたのです。
ブラウニーの作曲としても とても魅力的でキュートな一曲です。
このレコードが きっかけになりエマーシー盤やプレスティッジ盤、ヴォーグ限定版CDと
聴くようになりました。 1952年3月21日から亡くなる前日の1956年6月25日まで、
4年3ヵ月の短い活動期間ですが、これは まさに黄金の日々だったのです。
そしてナンシー・パウエルの自動車の運転ミスによって一瞬にして閉ざされました。
ここでは24歳のブラウニーの ほとばしるような すばらしいプレイが堪能できます。
すべてがベストトラックですが、わたしが とくに好きなのは 「George's Dilemma」、
「Sandu」 「If I Love Again」。
いずれにせよ、ジャズを聴くならブラウニーを聴かないとジャズは語れないことは
言うまでもありません。
Study in Brown / Clifford Brown | |
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