緊急報告! DeAGOSTINI 社が出した 『Kind Of Blue』
★★★★★
『Kind Of Blue』
Columbia CS 8163 → DeAGOSTINI Rerelease
(Side-1)1959年3月2日 (Side-2)1959年4月22日 録音
Miles Davis(tp) Julian “Cannonball” Adderley(as/except 1-3)
John Coltrane(ts) Bill Evans(p/except 1-2)
Wynton Kelly(p/1-2) Paul Chambers(b) James Cobb(ds)
Side-1
1. So What
2. Freddie Freeloader
3. Blue In Green
Side-2
1. All Blues
2. Flamenco Sketches
あの DeAGOSTINI 社がジャズのアナログ盤シリーズ(全85号予定)を発売開始しました。
9月27日の創刊号はマイルス・デイヴィスの 『Kind Of Blue』。 なんと980円です!
レーベルは Six-Eye のステレオ(上に掲載した写真がそれ)。 MADE IN EU が、んッ?。
ヨーロッパ連合って、具体的に どこの国が製作したの? ざくっとした表現ですね。
ジャケットの造りはイマイチだけどレコード本体は 180グラムの重量盤で、なんとなんと
音が良い――ッ!(オリジナル盤の音は聴いたことがないけれど)
ちなみにデッド・ワックスにマシンで刻印されているのは A面が 88862 2A DA001、
B面は 88862 2B DA001 となっています。
附属の冊子の THE ALBUM のページには
“マスターテープからのリマスターに可能な限り挑み、180g の重量盤 レコードでアルバム
をプレス。 オフィシャルライセンスのもと質の高い音源が忠実に再現された。 オリジナル盤
そのままの空気感、そして史上最高の音楽にみなぎる生命力を感じてほしい” とあります。
その意気込みに違わず、すばらしい音質の再現に成功していると思います。
あぁ忘れるところでした。 A面の三曲は初版の、ピッチが高いテープが使われています。
手持ちのストップウォッチで計測したので誤差はあるでしょうが、「So What」 が 8:58、
「Freddie Freeloader」 が 9:20、「Blue In Green」 が 5:18でした。
下はコロムビアのオリジナル盤 レーベル。 ただし たぶんセカンドプレス。
今回の再発売盤のレーベルとはタイポグラフィ などが微妙に違います。
※2016年11月9日 追記
ブログ 「続・エヴァンスを聴け!」 cherubino さんの DeAGOSTINI 版 『Kind of Blue』 の
記述で A面の三曲の演奏時間が下記の計測(2回)になっています。
1)A面 1曲目 「So What」
計測時間 約9:22/約9:21
2)A面 2曲目 「Freddie Freeloader」
計測時間 約9:44/約9:45
3)A面 3曲目 「Blue In Green」
計測時間 約5:34/約5:34
※プレーヤーは TRIO KP-700
これを受けて、わたしも もういちどイヤースピーカーで聴きながら計測(1回)
しなおしてみました。 が結果は時間の差 ありでした。
1)A面 1曲目 「So What」
計測時間 約9:02
2)A面 2曲目 「Freddie Freeloader」
計測時間 約9:24
3)A面 3曲目 「Blue In Green」
計測時間 約5:22
※プレーヤーは MICRO MR-611
※2016年11月19日 訂正記述
《DeAGOSTINI 社が出した 『Kind Of Blue』》 の計測時間を訂正させていただきますジャズ・LPレコード・コレクション 1
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