Jazz Classic Audio Life

ジャズ、クラシック、オーディオの想いを日々綴ります。   ブログ内で お探しのキーワードを右の枠に入力して GO ⇒

Homecoming / Bill Evans

Bill Evans Homecoming
★★★★
『Homecoming』
Milestone MCD-9291-2
1979年11月6日 Southeastern Louisiana University, にてライブ録音
Bill Evans(p)
Marc Johnson(b/except 8, 13) Joe LaBarbera(ds/except 8, 9, 10, 13)


01. Re: Person I Knew
02. Midnight Mood
03. Laurie
04. Song From M*A*S*H(Suicide Is Painless)
05. Turn Out The Stars
06. Very Early
07. But Beautiful
08. I Love You, Porgy
09. Up With The Lark
10. Minha(All Mine)
11. I Do It For You
12. Someday My Prince Will Come
13. Interview With Bill Evans By Rod Starns

1946年にエヴァンスはサウスイースタン・ルイジアナ大学に入学し、音楽教育を専攻。
大学時代にピアノ・トリオを結成し、生涯の名曲 「Very Early」 も作曲していました。
卒業から29年後、母校に招かれて演奏を披露。 恩師や後輩たちを前にしてエヴァンスは
そうとう熱が入ったのでしょう、まさに力演というに ふさわしい内容です。
彼の新旧のレパートリーがソロ、デュオ、トリオという形を変化させて進んでいきます。
が、惜しいことにベース音のこもり。 うすっぺらいシンバルの音。
トロンボーン奏者で音楽研究家のロン・ネザーカット氏がプライベートに録音したのですが
もうすこし いい機材を使って ちゃんと録音していてくれたら・・・

ベストトラックはソロで演奏した鬼気迫る 「I Love You, Porgy」 です。 録音状態はビルの
ピアノ(ベーゼンドルファー)だけが良好なので、全曲をソロで演って ほしかったです。
1999年に発売されたとき、マスタリング・エンジニアのジョー・タランティーノ氏でも
さすがに この音質は改善できなかった、残念。


Homecoming / Bill Evans
Homecoming / Bill Evans

よろしければクリックを

スポンサーサイト

Mobley's Message / Hank Mobley

Hank Mobley Mobleys Message Prestige PRLP 7061
★★★★
『Mobley's Message』
Prestige PRLP 7061 → Victor VIJ-5040M
1956年7月20日 録音
Donald Byrd(tp/except 2-2) Jackie McLean(as/on 2-1) Hank Mobley(ts)
Barry Harris(p) Doug Watkins(b) Art Taylor(ds)


Side-1
1. Bouncing With Bud
2. 52nd Street Theme
3. Minor Disturbance
Side-2
1. Au Privave
2. Little Girl Blue
3. Alternating Current

全体的には可もなく不可もなく というところでしょうか。 悪くはないのですが、それで?
って感じの演奏です。 モブレーにはブルーノートに名演が多数あるので、その水準には
及ばない作品だと思います。
とはいえ、同日にマクリーンのアルバム 『4, 5, And 6』 も録音していたので、モブレーの
本作に一曲参加した 「Au Privave」 でのマクリーンは聴きものです。 マイクの調子が
悪かったのか音質の変なところがあります。 ここでのバードのミュートプレイは絶好調。

ほんとうは急速調の曲でベストトラックといきたいところなのですが、そうもいかず
ワンホーンのバラード 「Little Girl Blue」 がわたしが思うベストトラックです。
朴訥なハードバッパー、モブレーが心底しっとりと(オーバーアクションではなく)
聴かせてくれます。 聴き飽きた名曲が、いきいきと よみがえるのです。



よろしければクリックを

ル・コルビュジエのLC4

フランスの建築家で家具デザイナーの ル・コルビュジエ(Le Corbusier 本名=Charles-
Edouard Jeanneret-Gris・亥年)が1887年の きょう10月6日に生まれています。
出身はスイスです。 そして1965年8月27日に77歳で亡くなっています。
かずかずの有名な建物を設計しましたが、わたしはなんといっても このイス、
LC4 シェーズロングが好きで、リプロダクトですが一年まえ手に入れました。

LC4 Chise Longue
1927年に弟子になって一年目の女性シャルロット・ペリアンとの共同でデザインした作品で、
別名カウボーイチェアと呼ばれています。
しかし なにかの著述で読んだのですが、どうも ほとんどのデザインイメージは
シャルロットが手掛けたようです。 まあ、それは おいておくとして、
いまから80数年もまえの昭和2年に こんなにすばらしい シンプルで洗練された
デザインのイスが創作された ということに驚嘆するばかりです。
この LC4 はニューヨーク近代美術館の永久展示品にもなっています。
ル・コルビュジエがデザインした日本にある唯一の建築物は東京上野の国立西洋美術館。




↓よろしければクリックを↓

ビュッフェのリトグラフ

フランス具象絵画の代表、ベルナール・ビュッフェ(Bernard Buffet・辰年)が1928年の
あさって7月10日に生まれています。
彼独特の黒い硬質な線と色遣いに、わたしは魅了されています。
彼は大阪梅田のショッピングモール「阪急三番街」のリニューアルに際してシンボル
アートを依頼され、“蝶” のモチーフで作品を描き、そのオープニング時に来日しました。
たぶん1990年5月のことだったと記憶しています。
わたしは厚さ4センチはあろうかという彼の画集をたずさえて駆けつけました。
サインをしてもらおうと思ったのです。 でもすごい人垣で近くまで行けず叶いません
でした。
1973年に開館した、静岡県長泉町にあるベルナール・ビュッフェ美術館にも行きました。
とてもモダンな造りで、彼の原画を堪能することができました。
パーキンソン病を苦にして1999年10月4日に71歳で自らの命を絶った、ということを
知ったときはとても信じられず、残念な思いでいっぱいになりました。


Bernard Buffet
「Hindeloopen en Frise」 1986年作 (1988年に購入)

↓よろしければクリックを↓

CM業界(だけではない)、狂っている

今回この記事をアップするのは、当ブログの趣旨と異なり まことに不本意なのですが、
40年近く広告CM業界に携わってきた わたしとしては、この件をまことに遺憾に感じ、
興味本位ではなく真摯なる想いですので、お読みいただきたいと思います。
退職したとはいえCMに関心があり検索していたところ、とんでもなく信じられない
ものを見つけてしまったのです。 ほんとうにこんなことがあってよいのか?
それは2000年、いまから11年もまえに発表されたCMなので古すぎる話しで恐縮なの
ですが見つけてしまった以上書かざるを得ないという思いで記したいと思います。
そのCMのスポンサーは日本を代表するS社で商品はカクテル(発泡性)。 出演女優さんは
いまや有名なYS嬢。 ドラマ 「CB」 の NO 役を演じ、わたしは大好きな女優さんです。

オリジナルの CM を You Tube で確認しましたが、たぶんハワイか海外でのロケでしょう。
海岸で水着を着て、商品を持って演じる ごくふつうの15秒 CM です。
ところが、その CM の裏版は、まったく驚きです! 彼女が一糸まとわぬ全裸で、
同じシチュエーションを演じているのです。 カット割りも動きもまったく同じです。
こんな要求をしたスポンサー、広告担当者は鬼です。 撮影現場で にやけた顔をして
見ていたのでしょう。
オンエアできないことがわかっている CM をなぜ撮らなければならなかったのか。
彼女はテレビ初出演から1年目(たぶん21歳)。 スポンサー担当者の要求を断れなかった
のでしょう。 断れないことに つけこんで させた行為はセクハラ以上の犯罪です。
まったく かわいそうです。
でも、そんなことにはめげず(古いことだから立ち直っているかな?)彼女には女優として、
これからも飛躍し活躍してほしいと願っています。