Jazz Classic Audio Life

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Kenny Drew の 『Duo』 の真相

Kenny Drew Duo SteepleChase SCS 1002
★★★★☆
『Duo』
SteepleChase SCS-1002
1973年4月2日 録音
Kenny Drew(p/except 1-3 el-p/1-6, 2-2, 2-4) Ole Molin(g/2-1)
Niels-Henning Ørsted Pedersen(b/except 1-2)


Side-1
1. I Skovens Dybe Stille Ro -In The Still Of The Woods-
2. Come Summer
3. Lullaby
4. Kristine
5. Serenity
6. Det Var En Lørdag Aften -Once A Saturday Night-
Side-2
1. Do You Know What It Means To Miss New Orleans
2. Wave
3. Duo Trip
4. Hush-a-bye

つい最近、本作についてまちがった記事を書いていらっしゃるブログを見つけたので
ここに正解を記しておこうと思います。

本作のジャケットは写真のとおり三種類あって、レーベルも三種類あります。
厳密にいえば色合い・濃度のちがうものもあります。

Kenny Drew Duo SteepleChase SCS 1002
① 1st オリジナルジャケット

Kenny Drew Duo SteepleChase SCS-1002 2nd
② 2nd ジャケット

Kenny Drew Duo SteepleChase SCS-1002 3rd
③ 3rd ジャケット

①がオリジナルジャケットです。 ②がセカンドジャケット。 しかしセカンドなのに
レーベルデザインがオリジナルデザインと同じものがあります。 ただし色合いが少し
薄くなっているのです。 ①のオリジナルレーベルは見事な色合いで真っ赤なのです。
そしてレーベル②が とってかわり、③になっていくのです。

SteepleChase Label 1st
① 1st オリジナルレーベル(見事な赤が再現されてはいませんが)

SteepleChase Label 2nd
② 2nd レーベル(本作のレーベルではありません)

SteepleChase Label 3rd
③ 3rd レーベル(本作のレーベルではありません)

ケニー・ドリューは1993年8月4日に64歳で、
ニールス=ヘニング・エルステッド・ペデルセンは2005年4月19日に58歳という若さで
亡くなっています。



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Early Miles 1951 & 1953 / Miles Davis

Miles Davis Early Miles Prestige PRLP 7168(green)
★★★☆
『Early Miles 1951 & 1953』
Prestige PRLP 7168 ← Prestige PRLP 7025(Miles Davis And Horns)
(1-2~5)1951年1月17日 録音
Miles Davis(tp) Bennie Green(tb/except 1-4)
Sonny Rollins(ts/except 1-4)
John Lewis(p) Percy Heath(b) Roy Haynes(ds)

(1-1, Side-2)1953年2月19日 録音
Miles Davis(tp) Sonny Truitt(tb)
Al Cohn(ts) Zoot Sims (ts)
John Lewis(p) Leonard Gaskin(b) Kenny Clarke(ds)


Side-1
1. For Adults Only
2. Morpheus
3. Down
4. Blue Room
5. Whispering
Side-2
1. Tasty Pudding
2. Floppy
3. Willie The Wailer

ワンホーンの 「Blue Room」 が極端に悪すぎます。 マイルスのソロが とっても不安定。
1951年のセッションの録音は、ロリンズが安物のサックスを吹いているように聞こえて
げんなりしてしまいます。 録音技術の問題か・・・
B面はアル・コーンのアレンジ色が濃すぎて、あまり楽しめません。 ケニー・クラークの
ベルも耳障りで、なにか全体にシャカシャカ感が強すぎるというか・・・
まぁ両面聴いても 33分少々なので、すぐに終わってしまいますけどね。

いいところはジャケットの雰囲気。 凝ったことはしていないデザインなのに持っていたい、
スピーカーの上にでも飾っておきたい、そんな魅力が感じられます。
色違いの赤いジャケットもあります。 ファーストの 『Miles Davis And Horns』(7025)
が悪すぎたのでしょう。 セカンドで反省のつもりか、見事に変身したのです。


Miles Davis And Horns
 Miles Davis And Horns

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《DeAGOSTINI 社が出した 『Kind Of Blue』》 の計測時間を訂正させていただきます

Miles Davis Kind Of Blue Columbia CS 8163 Rerelease
★★★★★
『Kind Of Blue』
Columbia CS 8163 → DeAGOSTINI Rerelease
(Side-1)1959年3月2日 (Side-2)1959年4月22日 録音
Miles Davis(tp) Julian “Cannonball” Adderley(as/except 1-3) 
John Coltrane(ts) Bill Evans(p/except 1-2)
Wynton Kelly(p/1-2) Paul Chambers(b) James Cobb(ds)


Side-1
1. So What
2. Freddie Freeloader
3. Blue In Green
Side-2
1. All Blues
2. Flamenco Sketches

※以下 2016年10月2日の記述です。

あぁ 忘れるところでした。 A面の三曲は初版の、ピッチが高いテープが使われています。
手持ちのストップウォッチで計測したので誤差はあるでしょうが、「So What」 が 8:58、
「Freddie Freeloader」 が 9:20、「Blue In Green」 が 5:18でした。

※以下 2016年11月9日の追加記述です。

ブログ 「続・エヴァンスを聴け!」 cherubino さんの DeAGOSTINI 版 『Kind of Blue』 の
記述で A面の三曲の演奏時間が下記の計測(2回)になっています。
1)A面 1曲目 「So What」
 計測時間 約 9:22/約 9:21
2)A面 2曲目 「Freddie Freeloader」
 計測時間 約 9:44/約 9:45
3)A面 3曲目 「Blue In Green」
 計測時間 約 5:34/約 5:34
※プレーヤーは TRIO KP-700

これを受けて、わたしも もういちどイヤースピーカーで聴きながら計測(1回)
しなおしてみました。 が結果は時間の差 ありでした。
1)A面 1曲目 「So What」
 計測時間 約 9:02
2)A面 2曲目 「Freddie Freeloader」
 計測時間 約 9:24
3)A面 3曲目 「Blue In Green」
 計測時間 約 5:22
※プレーヤーは MICRO MR-611

そして、ここからが今回、いままでの計測時間を謹んで訂正させていただく記述です。

わたしが使っていた (過去形) マイクロのプレーヤー MR-611 は たぶん発売された年の
1973年から愛用しつづけてきた43年も働いてくれた古参です。
もちろん何度もベルトを変え、オイルも注入し、カートリッジを変えスタイラスも変えて
きました。 本音をいえばトーレンス TD-125mkIISME 3009 が欲しかったのですが
価格的に三倍以上の金額になるので、あきらめるしかなかったのです。

今回、cherubino さんの ご指摘を受け、MR-611 のターンテーブルを久しぶりに開けて
みることになりました。 ちゃんと 50/60HZ のセットや正しいプーリーが使われているか。
これは間違いがないと確認しました。 ベルトの張りぐあいにも異常はありませんでした。
なんらかの理由で MR-611 の回転が約 3.56% (「So What」) も速くなっているのです。
カタログではワウ・フラッターが 0.05% 以下となっているのに、これはショックです!

こうなればダイレクト・ドライブでストロボ・スコープとスピード・コントロールが付いている
プレーヤーを手に入れなければ! といって高級で高価な新品は予算的にムリなので
ヤフオクを あたってみました。 マイクロの DD-5 というデザインがシンプルでスマートな
おあつらえ向きなのが けっこう出品されていました。
1977年発売時の定価は 54,800円です。 当時としては中級者向けだったのかな?
そのなかの そこそこ美品で動作良好の (と思われる) 一台を見事 落札しました。

待つこと三日、やってきましたマイクロの DD-5。 奥行きも高さも MR-611 に比べたら
小さくてコンパクト。 わけあって我が家では出窓にプレーヤーを置いているので DD-5は
小さくて助かりました。 さぁトーンアームの水平バランスをとってから高さを調節します。
カートリッジを取り付け、針圧をかけてインサイドフォースキャンセラーを合わせます。
ストロボ・スコープの下から二番目の縞目が止まるようにツマミを回します。 できました。

問題の (わたしだけが そう言っている 〈笑〉) DeAGOSTINI の 『Kind Of Blue』 を
ターンテーブルに載せて、さぁ計測します。
1)A面 1曲目 「So What」
 計測時間 約 9:21
2)A面 2曲目 「Freddie Freeloader」
 計測時間 約 9:44
3)A面 3曲目 「Blue In Green」
 計測時間 約 5:33 という結果でした。

わかりきったことですが、まともなタイミングになりました。 やっと本来の時間の音で
聴くことができました。 よかった よかった。
さらに DD-5 は、というかダイレクト・ドライブはベルトドライブやアイドラのように
よけいな介在物が ないからなのか、音が明快に響いてくるような気がします。
いまマイルスの 『Relaxin’』 の 「If I Were A Bell」 を聴いているのですがピアノソロの
ところで何かジーという音が小さくではあるけれど聞こえてきます。 ガーランドが唸って
いるのか? いままでは聞こえなかった。 ガーランドは唸るのか唸らないのか?
いずれにせよ DD-5 は音が明快である というふうに思います。
これからまたアナログを聴く愉しみが、もくもくと湧いてきました。 一件落着!


Kind Of Blue / Miles Davis(Blu-spec CD2)
 Kind Of Blue / Miles Davis(Blu-spec CD2)

Kind Of Blue / Miles Davis(12 inch Analog)
 Kind Of Blue / Miles Davis(12 inch Analog)

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緊急報告! DeAGOSTINI 社が出した 『Kind Of Blue』

Miles Davis Kind Of Blue Columbia CS 8163 Rerelease
★★★★★
『Kind Of Blue』
Columbia CS 8163 → DeAGOSTINI Rerelease
(Side-1)1959年3月2日 (Side-2)1959年4月22日 録音
Miles Davis(tp) Julian “Cannonball” Adderley(as/except 1-3) 
John Coltrane(ts) Bill Evans(p/except 1-2)
Wynton Kelly(p/1-2) Paul Chambers(b) James Cobb(ds)


Side-1
1. So What
2. Freddie Freeloader
3. Blue In Green
Side-2
1. All Blues
2. Flamenco Sketches

あの DeAGOSTINI 社がジャズのアナログ盤シリーズ(全85号予定)を発売開始しました。
9月27日の創刊号はマイルス・デイヴィスの 『Kind Of Blue』。 なんと980円です!
レーベルは Six-Eye のステレオ(上に掲載した写真がそれ)。 MADE IN EU が、んッ?。
ヨーロッパ連合って、具体的に どこの国が製作したの? ざくっとした表現ですね。
ジャケットの造りはイマイチだけどレコード本体は 180グラムの重量盤で、なんとなんと
音が良い――ッ!(オリジナル盤の音は聴いたことがないけれど)
ちなみにデッド・ワックスにマシンで刻印されているのは A面が 88862 2A DA001、
B面は 88862 2B DA001 となっています。
附属の冊子の THE ALBUM のページには
“マスターテープからのリマスターに可能な限り挑み、180g の重量盤 レコードでアルバム
をプレス。 オフィシャルライセンスのもと質の高い音源が忠実に再現された。 オリジナル盤
そのままの空気感、そして史上最高の音楽にみなぎる生命力を感じてほしい” とあります。
その意気込みに違わず、すばらしい音質の再現に成功していると思います。

あぁ忘れるところでした。 A面の三曲は初版の、ピッチが高いテープが使われています。
手持ちのストップウォッチで計測したので誤差はあるでしょうが、「So What」 が 8:58、
「Freddie Freeloader」 が 9:20、「Blue In Green」 が 5:18でした。

下はコロムビアのオリジナル盤 レーベル。 ただし たぶんセカンドプレス。
今回の再発売盤のレーベルとはタイポグラフィ などが微妙に違います。

Miles Davis Kind Of Blue Columbia CS 8163

※2016年11月9日 追記
ブログ 「続・エヴァンスを聴け!」 cherubino さんの DeAGOSTINI 版 『Kind of Blue』
記述で A面の三曲の演奏時間が下記の計測(2回)になっています。
1)A面 1曲目 「So What」
 計測時間 約9:22/約9:21
2)A面 2曲目 「Freddie Freeloader」
 計測時間 約9:44/約9:45
3)A面 3曲目 「Blue In Green」
 計測時間 約5:34/約5:34
※プレーヤーは TRIO KP-700

これを受けて、わたしも もういちどイヤースピーカーで聴きながら計測(1回)
しなおしてみました。 が結果は時間の差 ありでした。
1)A面 1曲目 「So What」
 計測時間 約9:02
2)A面 2曲目 「Freddie Freeloader」
 計測時間 約9:24
3)A面 3曲目 「Blue In Green」
 計測時間 約5:22
※プレーヤーは MICRO MR-611

※2016年11月19日 訂正記述
《DeAGOSTINI 社が出した 『Kind Of Blue』》 の計測時間を訂正させていただきます



ジャズ・LPレコード・コレクション 1
ジャズ・LPレコード・コレクション 1

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My Funny Valentine & “Four” & More / Miles Davis

Miles Davis My Funny Valentine Columbia CS 9106
★★★★★
『My Funny Valentine Miles Davis In Concert』
Columbia CS 9106

Side-1
1. My Funny Valentine
2. All Of You
Side-2
1. Stella By Starlight
2. All Blues
3. I Thought About You



Miles Davis For  Morw Columbia CS 9253
★★★★★
『“Four” & More Recorded Live In Concert』
Columbia CS 9253

Side-1
1. So What
2. Walkin'
3. Joshua / Go-Go(Theme And Announcement)
Side-2
1. Four
2. Seven Steps To Heaven
3. There Is No Greater Love / Go-Go(Theme And Announcement)

1964年2月12日 Philharmonic Hall, Lincoln Center, ニューヨークにてライブ録音
Miles Davis(tp) George Coleman(ts)
Herbie Hancock(p) Ron Carter(b) Tony Williams(ds)


当日演奏された曲順。 07 から2セット目です。
01. Autumn Leaves(Mosaic MQ10-226 に収録)
02. So What(CS 9253)
03. Stella By Starlight(CS 9106)
04. Walkin'(CS 9253)
05. All Of You(CS 9106)
06. Go-Go(Theme And Announcement)(CS 9253)
07. All Blues(CS 9106)
08. My Funny Valentine(CS 9106)
09. Joshua(CS 9253)
10. I Thought About You(CS 9106)
11. Four(CS 9253)
12. Seven Steps To Heaven(CS 9253)
13. There Is No Greater Love(CS 9253)
14. Go-Go(Theme And Announcement)(CS 9253)

「All Of You」 でのハンコックのソロを聴いてみてください。 途中おもしろいリズム感で
好き放題にプレイしています。 さらにすごいのはトニーがそのリズムに合わせて見事に
シンクロしているのです。 ハンコック23歳、トニーなんと18歳。 バンドリーダーのよう。
37歳のマイルスにすればトニーは息子。 ハンコックは ひとまわり以上も年の離れた弟。
そんな彼らが、とくにハンコックが力量を発揮した作品が、この二枚のアルバムなのです。

いや もうひとり力を発揮している人がいます。ジョージ・コールマン。 『Miles In Berlin』
から参加したウェイン・ショーターがもてはやされていて “黄金のクインテット”と言う
人もいる始末。 だけどわたしは断然コールマン派! なぜか 『Miles Davis In Person』
モブレーと同じように冷遇にちかい状態で、高く評価する評論とブログを みたことがほぼ
ありません。ラスト曲の 「I Thought About You」での沈み込むようで哀調的なソロなどは
すばらしいと思います。

「So What」、さすがマイルスは帝王です。 『Kind Of Blue』 の顔といえる名曲が急速調で
変身(『Miles Davis In Person』 でも演奏)。 まるで やけどしそうな熱演です。
ハンコックも負けじと飛ばして快演。
「Joshua」 のコールマン、いいのですが ちょっとトレーン風? わたしの思い過ごしかな?
ライブ演奏が少ない 「Seven Steps To Heaven」 でのコールマンのソロのあとの拍手が
多く みんなわかっていらっしゃる。

ベストトラックを挙げるとすれば 「My Funny Valentine」 と 「So What」 か。
あとフィルハーモニックホールの客になりきって愉しむのであれば上記の通しの曲順に
プログラムをセットして聴いてみる。 テオ・マセロのレコード創りの意図に反しますが。


My Funny Valentine Miles Davis In Concert(Blu-spec CD2)
 My Funny Valentine Miles Davis In Concert(Blu-spec CD2)

“Four” & More Recorded Live In Concert / Miles Davis(Blu-spec CD2)
“Four” & More Recorded Live In Concert / Miles Davis(Blu-spec CD2)

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