Jazz Classic Audio Life

ジャズ、クラシック、オーディオの想いを日々綴ります。   ブログ内で お探しのキーワードを右の枠に入力して GO ⇒

Impulse! の佳作ジャケット

Impulse! LabelImpulse! ABC Label

1960年にクリード・テイラーが設立したABCパラマウント・レコードの子会社レーベル。
翌年テイラーがヴァーヴに移籍したので、ボブ・シールが代わってプロデューサーに就任。
トレーンの作品が多かったので、彼が亡くなった1967年からは急に衰退してしまいました。
1979年には MCAレコードに売却をします。 今回は初期の100番までの作品から選んだ
10選を ごらんいただきますが、当然のようにトレーンに偏ってしまいました。


Oliver Nelson The Blues And The Abstract Truth Impulse! A-5
『The Blues And The Abstract Truth / Oliver Nelson』 A-5
オリヴァー・ネルソンが1961年に作曲・アレンジを担当してリリースした、超意欲作。
自身を含むフロント四管、ビル・エヴァンスの参加が本作の肝だと思います。
掲載のジャケットはモノラル盤で通称カーテン、ステレオ盤はオリヴァーの横顔になって
いっきにアート性が なくなってしまいました。


John Coltrane Coltrane Impulse! A-21
『Coltrane / John Coltrane』 A-21
『Ballads』 の7ヵ月後に録音されたにもかかわらず、フリーに陥っていくのだなぁ、と
思わせるトレーンの晩年の傾向が窺えます。 しかしPete Turnerが撮ったジャケット写真は
とても美しく、飾りたくなります。 レギュラー・カルテットの代表作ではあるのでしょう。



John Coltrane Ballads Impulse! A-32
『Ballads / John Coltrane』 A-32
この作品はとても人気がある有名な一枚ですね。オープニングの 「Sai It」 はテレビなどの
CM によく使われています。 フランク・レッサーとジミー・マクヒューが創ったバラードの
傑作で、トレーン以上の名演を知りません。
信頼して参考にしている JAZZDISCO.org がベースをレジー・ワークマンと記す、
大きなミスを犯しています。
トレーンのカルテット作品で、わたしがいちばん好きな(ソプラノを吹かない)作品です。



Freddie Hubbard The Body The Soul Impulse! A-38
『The Body & The Soul / Freddie Hubbard』 A-38
ミュージシャンは なぜかこういったアレンジもののオーケストレーションをやりたがる。
わたしは この手の作品が苦手です。 彼がリーダーではありませんが、翌年に録音された

『Empyrean Isles』 や6年後の 『A Soul Experiment』 のほうが純粋に楽しめる作品です。
ジャケット写真、フレディの顔が ちょっとアップすぎませんか?



McCoy Tyner Nights Of Ballads Blues Impulse! A-39
『Nights Of Ballads & Blues / McCoy Tyner』 A-39
リーダー作の三作目。 聴きやすくて一生つきあえる名盤です。 にしては貧相なジャケット。
レコーディングの合間なのかラフなシャツ姿で さえない表情。 本作はジャケ買いしない、
しかし中身は充実した必聴の一枚なのです。 未聴の方は ぜひどうぞ。



John Coltrane And Johnny Hartman A-40
『John Coltrane And Johnny Hartman』 A-40
Joe Alperというカメラマンが二人の絶妙の瞬間(楽譜を見ている?)を捉えています。
言い古された表現ですが “光と影” のアートです。 若干コントラストが強いですが・・・
わたしは男性ボーカルが苦手で、ジョニー・ハートマンも その一人。 なので本作は未聴!



Freda Payne After The Lights Go Down Low And Much More !!! Impulse! A-53
『After The Lights Go Down Low And Much More !!! / Freda Payne』 A-53
フリーダ・ペインが弱冠二十歳のときに吹き込んだデビュー作品。 このジャケット写真も
Joe Alperが撮っています。 すごく自然で、素直な彼女の人柄が伝わってくる写真です。
映画にも何本か出演され、74歳の現在も活躍されているようです。



Yusef Lateef Live At Peps Impulse! A-69
『Live At Pep's / Yusef Lateef』 A-69
マルチプレイヤーのユセフ(ユーセフ)・ラティーフの1964年のライブ作品。
う~ん、聴くのがしんどいです。 でもジャケット写真は きれいです。
彼はテナー、フルートのほかオーボエなど六種類の楽器を操っています。



John Coltrane A Love Supreme Impulse! A-77
『A Love Supreme / John Coltrane』 A-77
“了承~解決~追求~詩篇” と、わたしのような凡人には及びもつかない 『至上の愛』。
本作のアナログ盤を買ってから、いったい何回ターンテーブルに載せただろう。
モダンジャズ史上最高傑作といわれる作品ですが、わたしには その価値がわかりません。
本作の録音から11ヵ月後の
『Meditations』 を最後にマッコイ・タイナーはトレーンと
袂を分かつのです。



John Coltrane Ascension Impulse! A-95
『Ascension / John Coltrane』 A-95
トレーンが死の ほぼ二年前に録音したフリー・ジャズ。“上昇” と名付けられた本作は
はじめ
エディションⅠ が収録されていましたが、トレーンの希望でエディションⅡ
差し替えられました。 現在のCDは両エディションが収録されています。
わたしは未聴ですが、一生聴くことはないと思います。


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Live In Belgium 1974 & But Beautiful / Bill Evans & Stan Getz

Bill Evans Stan Getz Live In Belgium 1974 Novadisc ND-2
★★★★★
『Live In Belgium 1974』
Novadisc ND-2
1974年8月16日 "Middelheim Jazz Festival", Antwerp, ベルギーにてライブ録音
Stan Getz(ts) Bill Evans(p)
Eddie Gomez(b/except 2-3) Marty Morell(ds/except 2-3)


Side-1
1. You And The Night And Music
2. But Beautiful
3. Emily
Side-2
1. Lover Man
2. Funkallero
3. The Peacocks



Bill Evans Stan Getz But Beautiful Milestone MCD-9249-2
★★★★★
『But Beautiful』
Milestone MCD-9249-2
1974年8月9日 "Singer Concertzaal", Laren, オランダにてライブ録音
Stan Getz(ts/except 09, 10) Bill Evans(p)
Eddie Gomez(b) Marty Morell(ds)


※ 『Live In Belgium 1974』 に下記の曲を追加
07. Grandfather's Waltz
08. Stan's Blues
09. See-Saw
10. The Two Lonely People

二公演をまとめた作品 『But Beautiful』 を元にして、話しをしていきたいと思います。
16日の 「The Peacocks」 が終わりスタン・ゲッツが “Happy Birthday Bill !” と叫び、
やおらテナーで 「Happy Birthday To You」 を吹き始める。 一週間前オランダのライブで
予定にない曲 「Stan's Blues」 をゲッツが演奏し始めたのでエヴァンスが機嫌を悪くして
序盤で演奏を やめてしまうという顛末があったので、一週間後のベルギーでのライブは
たまたまエヴァンスの 45回目の誕生日だったので、ゲッツが ご機嫌とりをしたのでしょう。
ほんのすこし年上とはいえ、カチンとくることは してはいけないという教訓ですね。

ベースとドラムスは違うのですが、彼らは 10年前にスタジオで共演しています。
レコーディングから 9年も経って発売された 『Stan Getz & Bill Evans』(Verve V6-8833)
です。 その作品と かぶっている二曲がベストトラックです。
「Grandfather's Waltz」 と 「Funkallero」 は実に すばらしい。
前者の作曲者、Lasse Farnlof は まったく知らないのですが、優雅なワルツがゲッツの
テナーと見事にマッチして、ゲッツの 『Sweet Rain』「Litha」 を思い浮かべるのです。
あくまでもイメージの話しですが・・・
後者はエヴァンスの荒々しい情感が作曲面に表現された稀有なジャズ・チューンだと
いえるでしょう。 使い古された ことばでいえば、アグレッシブでしょうか。

そのほかには 「But Beautiful」。 エヴァンスに続いてゲッツの最初の音が、ほんとうに
しびれます。 ゲッツのテナーはメーカーは知りませんが、ゲッツのためのテナーなんだな
と、感じるほどゲッツの分身なのです。
もう一曲ゲッツが よく演奏する 「The Peacocks」 も名曲名演です。 大人のための曲。
『Stan Getz & Bill Evans』 とともに二人の邂逅を楽しむ、愛すべき作品です。


But Beautiful / Bill Evans & Stan Getz
 But Beautiful / Bill Evans & Stan Getz

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The Last Concert The Modern Jazz Quartet

The Last Concert The Modern Jazz Quartet Atlantic SD 2-909
★★★★★
『The Last Concert The Modern Jazz Quartet』
Atlantic SD 2-909
1974年11月25日 Avery Fisher Hall, ニューヨークにてライブ録音
Milt Jackson(vib) John Lewis(p)
Percy Heath(b) Connie Kay(ds)


Side-1
1. Softly As In A Morning Sunrise
2. The Cylinder
3. Summertime
4. Trav'lin'
Side-2
1. Blues In A Minor
2. One Never Knows
3. Bags' Groove
Side-3
1. Confirmation
2. 'Round Midnight
3. Night In Tunisia
4. The Golden Striker
Side-4
1. Skating In Central Park
2. Django
3. What's New?

コンプリート版CDに収録されている当日演奏した他の曲
15. Really True Blues
16. Tears From The Children
17. Blues In H
18. England’s Carol
19. The Legendary Profile
20. Concierto de Aranjuez
21. The Jasmin Tree
22. In Memoriam

1974年11月25日、ニューヨークはリンカーン・センター・プラザにあるエイヴリー・
フィッシャー・ホールにおいて 22年の歴史を誇るモダン・ジャズ・カルテットの最後の
ライブ演奏会が行われました。 ミルト・ジャクソンとパーシー・ヒースが、ともに51歳、
ジョン・ルイス54歳、コニー・ケイが もっとも若く47歳でした。
ミルト・ジャクソンが退団したために解散に至ったのです。 ですが、1981年10月に
日本武道館で再結成ライブを行いました。

彼らのライブは、はっきりいって どれもこれも変わりばえしません。 『European Concert』、
『Reunion At Budokan 1981』 もプログラムは ほぼ同じ。しかし なぜか聴き入ってしまう。
わたしはミルト・ジャクソンが大好きで、彼のヴァイヴを こよなく愛する人なのです。
それに比べてジョン・ルイスは、とくにMJQでのルイスは あまり好きにはなれないのです。
だから いつも耳はヴァイヴのソロに集中しているのです。

The Modern Jazz Quartet The Last Concert Atlantic SD 2-909-2
ジャケット裏はメンバー四人が演奏している写真

曲ごとに云々というのは野暮なことで、彼らの円熟した芸術を味わいましょう。 こういう
正統派(タキシードと蝶タイが似合う)のジャズは、ジャズ喫茶店で聴くのが理想なのです。
むかし “バンビ” という名のジャズ喫茶店があって、角砂糖を一個は入れないと飲めない
濃い目のコーヒーを飲みながら聴く、そんな楽しみ方を もういちど してみたいものです。

ちなみにコンプリート版CDは当日の演奏順に曲を並べているのですが、これが あまり
よくないのですね。 オリジナル二枚組LPどおりに聴くことを おすすめします。
15から 22の曲はボーナストラックのつもりで、別物と思って聴いてください。


The Last Concert Vol.1 / The Modern Jazz Quartet
 The Last Concert Vol.1 / The Modern Jazz Quartet

The Last Concert Vol.2 / The Modern Jazz Quartet
 The Last Concert Vol.2 / The Modern Jazz Quartet

The Last Concert Complete / The Modern Jazz Quartet
 The Last Concert Complete / The Modern Jazz Quartet

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ECM の佳作ジャケット

ECM Label

マンフレート・アイヒャーはベルリン・フィルでコントラバスを演奏した才能の持ち主。
1969年、弱冠 26歳で ECM(Edition of Contemporary Music)を設立しました。
多くのアルバムを創ってきましたが、よくいえばモダンなジャケットで統一。 悪くいえば
味気なさがうかがえる一辺倒なデザイン。 3年後に創設された SteepleChase とは
似ているようでいて、コンセプトは中身とともに両極に あると思います。


Chick Corea Piano Improvisations Vol.1 ECM 1014
『Piano Improvisations Vol.1 / Chick Corea』 ECM 1014
1971年に本作がリリースされたときは、ほんとうに衝撃でした。 もうジャズなどという
ジャンルでは括れないユニバーサル・ミュージックの出現だと思いました。 クレパスか
コンテで描いた名前とゴシック・ボールドのタイトルがシンプル極まりない魅力でした。



Chick Corea Return To Forever ECM 1022
『Return To Forever / Chick Corea』 ECM 1022
1972年に結成したリターン・トゥ・フォーヴァーの第一作。 ジャケットを見た瞬間、
わたしは 1970年に発表になった小説 『かもめのジョナサン』 のパクリだと思いました。
しかし、ジャズのジャケットとは思えない美しい写真で ECM のポリシーそのものです。



Gary Burton Crystal Silence ECM 1024
『Crystal Silence / Gary Burton Chick Corea』 ECM 1024
最初に 「Senor Mouse」 を聴いたときの驚きは忘れられません。 その印象が そのまま
ジャケットとタイトルに表現されています。 北欧の朝日か。 Hans Paysan という人が
撮影した、見事な一枚です。


Ralph Towner,Gary Burton Matchbook ECM 1056
『Matchbook / Ralph Towner Gary Burton』 ECM 1056
デイブ・グルーシンにもこんなマッチのジャケットがありました。 よく使ってみたくなる
モチーフなのですね。 ふつうは中の軸を見せるのが順当なのでしょうが、タイトルを
書きたくて使うという手法。 どちらかというと、あっさりしすぎかな・・・



Enrico Rava The Pilgrim And The Stars ECM 1063
『The Pilgrim And The Stars / Enrico Rava』 ECM 1063
拙ブログでレビューもしたエンリコ・ラヴァの数少ない一枚。 顔をださず、ぼろぼろの
トランペットで、ふつうなら考えもつかない写真です。 それだけに いちど見たら頭に
焼きついて忘れられないジャケットになるのでしょう。



Pat Metheny Watercolors ECM 1097
『Watercolors / Pat Metheny』 ECM 1097
これは写真? それとも絵画? って思ってしまいますが、ジャケ裏を見ると、写真と
レイアウターの名前が書かれています。 こんな場所を見つけただけで、ひとつのアートが
完成するのです。 わたしはジャケットを見ただけで購入してしまいました。



Keith Jarrett Sun Bear Concerts ECM 1100
『Sun Bear Concerts / Keith Jarrett』 ECM 1100
なんの変哲もない このジャケットを取り上げたのは、カタカナ文字が書かれているから。
しかも筆書き。 最近では外国人の人々が筆書きの漢字が書かれたTシャツなどを好んで
着ていますが、本作がリリースされた 1978年は、まだブームには なっていませんでした。


Terje Rypdal Waves ECM 1110
『Waves / Terje Rypdal』 ECM 1110
Klaus Knaup というカメラマンが撮った美しい写真。 樹木が風に吹かれて大きくなびく
さまがタイトルのようにウェーブになるのでしょう。 印象派の絵のように自然が生み出す
音が、まさに音楽の調べになって聞こえてくるのでしょう。



Keith Jarrett My Song ECM 1115
『My Song / Keith Jarrett』 ECM 1115
キース・ジャレット本人が撮影した、ほのぼのとした想いが湧いてくる楽しい写真。
なんのてらいもなくレンズに向かってほほ笑む少女たち。 彼女らの心の表れをサウンドに。
鬼才ジャレットの芸術的天分が垣間見える傑作です。



Keith Jarrett,Gary Peacock,Jack DeJohnette Bye Bye Blackbird ECM 1467
『Bye Bye Blackbird / Keith Jarrett Gary Peacock Jack DeJohnette』 ECM 1467
マイルスが天に召された 14日後に録音された追悼盤。 しかし発売されたのは 1年半後。
Catherine Pichonnier という女性が撮影したマイルスのシルエットが印象深いジャケット。
ジャケットを眺めているだけで音楽が感じられる一幅のアートだと思います。

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Roulette の佳作ジャケット

Roulette Label 1 Roulette Label 2

ひさびさにジャケットの佳作を ご紹介いたします。 ルーレットです。
1956年、モーリス・レビーとフィル・カールによって設立された、どちらかというと
ポピュラーやフォークソング、ラテンを中心にリリースしていたニューヨークの会社です。
ジャケットは お世辞にも洗練されているとはいいがたく、アーティストにも偏りが多い。
そんななかでも、わたしが いいなぁと思うジャケット 10選を ごらんください。


Pearl Bailey A Broad Roulette R-25012
『A Broad / Pearl Bailey』 R-25012
タイトルは “海外へ”、ここでは “あちこちへ” って楽旅の意味合いでしょう。
パール・ベイリーを中心にバンドが楽器を携えて船旅・・・こんど戻ってくるのは いつ?
写真が大仰すぎて、しかも色合いも濃厚すぎて切なさが希薄になったのが惜しい。



Canta Maya A Long, Long Kiss Roulette R-25052
『A Long, Long Kiss / Canta Maya』 R-25052
おおむかし、このレコードは、そのボーカリストの名前がキャンタ・マヤということで
特殊な扱いを受けていたものです。 わたしは本作を聴いたことはないのですが、音的には
ごく普通だということらしいです。 それにしてもジャケットデザインは熱が入っていない、
というか あっさりしすぎて、売る気が あったのか怪しいものです。



Valerie Carr Evry Hour Evry Day of My Life Roulette R-25094
『Ev'ry Hour Ev'ry Day of My Life / Valerie Carr』 R-25094
いいジャケット写真ですねぇ。 ヴァーヴには このように雰囲気たっぷりのジャケットが
多いのですがルーレットには ほとんどありません。ヴァレリー・カーは、ジャケ写の美人を
思い浮かべてはいけません。 黒人で、ちょっとソウル気味に歌い、すこしクセがあります。
本作は部屋の片隅に飾っておきたい、癒しの一枚です。



Jazz Maverick Jack Teagarden R-25119
『Jazz Maverick! / Jack Teagarden』 R-25119
トロンボーンの朝顔に T の字。タイトルは “ジャズ一匹オオカミ”。 へたなジャケット
デザイナーなら、ほんとうにオオカミを使ったことでしょう。
しかし、字をかたどった小道具を使わず、もっと すなおにシンプルに仕上げれば
もっとスマートなジャケットに なっていたことでしょう。



Wanda Stafford In Love For The Very First Time R-25140
『In Love For The Very First Time / Wanda Stafford』 R-25140
一時期、あらそって このレコードを みんな探し求めたものです。 もちろんジャケットの
ワンダの表情に惹かれてのことでした。 でした、というのは、求めては みたものの、
あまりボーカル的に満足のいくデキではない作品だったという結果に終わったのでした。
ビル・エヴァンス参加か? というコメントをいただきました。



Dee Lawson Round Midnight Roulette R-52017
『'Round Midnight / Dee Lawson』 R-52017
ミア・カーペンターが描くイラストが魅力の白人美人ボーカリスト、ディー・ローソン
が歌った隠れ人気盤。 おそらくデビュー作にして唯一のアルバムだと思われます。
ただ、画風が内容とは ちょっとズレがあるような気もするのですが・・・



Kitty White Sweet Talk Roulette R-52020
『Sweet Talk / Kitty White』 R-52020
カメラマンはメルヴィン・ソコロスキー。 これもいい写真ですね。 “甘い囁き” です。
キティ・ホワイトは 1923年生まれですから、本作は 35、6歳の絶頂期の録音です。
まさにジャケ買いするボーカル・ファンも いたことでしょう。



Maynard Ferguson Message From Birdland Roulette R-52027
『A Message From Birdland / Maynard Ferguson』 R-52027
メイナード・ファーガソンはルーレットに多数の作品を残しています。 派手なハイノート
の音色が好まれていた時期がありました。 写真はレン・ギトルマンの作、レトロな感覚が
時代を感じさせます。 バードランドのライブで まとまりには欠けますが、めずらしい
ジョー・ザヴィヌルのハードバップなピアノソロが聴けるのが うれしい。



Harry Edison Patented By Edison Roulette R-52041
『Patented By Edison / Harry “Sweets” Edison』 R-52041
B♭のトランペットを分解して並べるだけでジャケットにしてしまう。 こういうことを
思いつくシンプルさ。 デザイナーとして大事なことだと思います。 わたしもトランペット
を持っていた時期があって、もちろんアマチュアながら吹いていたので掃除をするときは、
こんなふうに分解してオイルを各部分に塗っていました。 すると ピストンがスムーズに
動くのです。 なんのこっちゃ、チャンチャン!



Cora Lee Day My Crying Hour Roulette R-52048
『My Crying Hour / Cora Lee Day』 R-52048
むかしから気になっていたジャケットなのですが、レコード自体は持っていないので
ネットで 「Trouble Is A Man」 を聴いてみました。 噂にたがわずビリー・ホリデイの
そっくりさんでした。 こんなに大きな砂時計、砂が落ちる長~い時間、彼女は むせび
泣いているのでしょうか。 たそがれた雰囲気の、これも好きな写真です。


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