Jazz Classic Audio Life

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Out Of The Blue / Sonny Red Blue Note 4032

ソニー・レッド(Sylvester Kyner Jr.=Sonny Red・申年)が
1932年12月17日に生まれました。 1981年3月20日に48歳で亡くなりました。
今回はリード・マイルスのデザインが印象的なアルバムを ご紹介します。


Sonny Redd Out Of The Blue Blue Note BLP 4032
★★★☆
『Out Of The Blue』
Blue Note BLP 4032 → King K18P-9243
1959年12月5日 (2-3, 2-4)1960年1月23日 録音
Sonny Red(as) Wynton Kelly(p)
Sam Jones(b/except 2-3, 2-4) Paul Chambers(b/2-3, 2-4)
Roy Brooks(ds/except 2-3, 2-4) Jimmy Cobb(ds/2-3, 2-4)


Side-1
1. Bluesville
2.
Stay As Sweet As You Are
3. I've Never Been In Love Before
4. Nadia
Side-2
1. Blues In The Pocket
2.
Alone Too Long
3. The Lope
4.
Stairway To The Stars

オリジナル4曲、スタンダード4曲、飽きさせないよう工夫しているのですが、
いかんせんソニー・レッドは曲作りがいまいち。 しかも なぜかサックスのピッチが
シャープ? 音程に首をひねるところが ちょくちょく出てきます。
ということで聴くのはスタンダードになってしまいます。
そのかわりといってはなんですが、リズム陣は好調。 ウィントン・ケリーもいいし、
サム・ジョーンズも がんばっているのです。
ベストトラックは 「Alone Too Long」。 哀愁漂うソニーのアルトが聴きものです。

※以上2011年12月17日の記述でした。

1960年1月23日に録音された他の曲。
09. Blues For Kokee(Toshiba EMI TOCJ-5941/44に収録)
10. You're Driving Me Crazy(Toshiba EMI TOCJ-5941/44に収録)
11. Crystal(Blue Note 7243 8 52440 2に収録)
12. Lost April(Blue Note 7243 8 52440 2に収録)
13. You're Sensational(Blue Note 7243 8 52440 2に収録)


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Soul Station / Hank Mobley Blue Note 4031

Hank Mobley Soul Station Blue Note BST 84031
★★★★☆
『Soul Station』
Blue Note BST 84031 → King GXK-8096
1960年2月7日 録音
Hank Mobley(ts)
Wynton Kelly(p) Paul Chambers(b) Art Blakey(ds)


Side-1
1. Remember
2. This I Dig Of You
3. Dig Dis
Side-2
1. Split Feelin's
2. Soul Station
3. If I Should Lose You

ここでのモブレーはマイルスと共演していたモブレーと同じ人物なのか?
ほんとうに伸び伸びとプレイしている。 なんの ひっかかりもありません。
悪い言い方をすれば、ジャズを聴く醍醐味が あまり感じられません。
ジャズというジャンルの音楽がスムーズに流れて、心地よいだけです。
ソロの部分も まるで譜面が存在するような演奏。 初心者向けの教科書。
チェンバースもブレイキーも優等生すぎるのです。
ウィントン・ケリーも目の前の譜面を きっちり弾きこなしている。
と けなしてばかりですが、ワンホーン・ジャズの代表的名盤には違いない。
モブレーの4曲のオリジナルも堂々としたものです。
というか2曲のスタンダードで自曲を はさむ構成は売れ行きを考慮したもの。
自信があるなら全曲オリジナルにすべき。 いや そのほうがアルバムとしては
完璧なものに なったと思います。
わたしが いちばん好きな曲は 「This I Dig Of You」 です。

※以上2012年1月20日の記述でした。

ちなみに本作のオリジナル盤が、なんとモノラル盤が(2017年12月23日現在)
138,000円でヤフオクに出品されています。 ステレオで聴くことが これほど
すばらしいレコードなのに、モノラル信奉者は もったいないことをしています。


Soul Station / Hank Mobley
Soul Station / Hank Mobley






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Crazy! Baby / Jimmy Smith Blue Note 4030

Jimmy Smith Crazy! Baby Blue Note BLP 4030
★★★★
『Crazy! Baby』
Blue Note BLP 4030 → King GXK-8145
1960年1月4日 録音
Quentin Wallen(g) Jimmy Smith(org) Donald Bailey(ds)

Side-1
1. When Johnny Comes Marching Home
2. Makin' Whoopee
3. A Night In Tunisia
Side-2
1. Sonnymoon For Two
2. Mack The Knife
3. What's New
4. Alfredo

※当日録音された他の曲。 CDP 7 84030 2に収録。
8. If I Should Lose You
9. When Lights Are Low

俳優クラーク・ゲーブルやローレン・バコールが愛したジャギュアー(ジャガー)XK120。
流麗で優雅なその姿をとらえたカメラマンはBob Ganleyという人物。 多分にタイアップの
匂いがふんぷんとしています。 前に立っている女性のポーズも とってつけたよう。
演奏とはなんの関係もないジャケット写真。 これを押し付けられたリード・マイルスは
いやだったでしょうね。 どうデザインしたところで駄作になるのは目に見えているから。

閑話休題・・・
アルフレッド・ライオン肝いりだけのことはあるスミスの人気作。 ブルー・ノートでの
リーダー作16枚目! のアルバムです。 なので ちょっと食傷気味。
わたしは 「A Night In Tunisia」 のアレンジには大反対です。 悪いですがセンスなし。
バラードの 「What's New」 が無難で聴きやすいベストトラック。 ソロが熱いです。
そして出番は ほとんどないのですがクエンティン・ウォーレンのギター・ソロが好きです。
若干二十歳の、新人らしくないプレイ。 もっとソロをとらせてあげてもよかったのでは・・・

ジャズファンなら だれもが知っているこの作品が廃盤(2017年12月9日現在)なのは
メーカーの怠慢以外のなにものでもありません。

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The Big Beat / Art Blakey & The Jazz Messengers Blue Note 4029

Art Blakey The Jazz Messengers The Big Beat Blue Note BLP 4029
★★★★
『The Big Beat』
Blue Note BLP 4029
1960年3月6日 録音
Lee Morgan(tp) Wayne Shorter(ts)
Bobby Timmons(p) Jymie Merritt(b) Art Blakey(ds)


Side-1
1. The Chess Players
2. Sakeena's Vision
3. Politely
Side-2
1. Dat Dere
2. Lester Left Town
3. It's Only A Paper Moon

わたしの好みでいえば本作は、めったにというか ほとんど聴いていない。
なぜか、それはショーターが参加しているから。 メッセンジャーズのテナーは
けなされてはいてもベニー・ゴルソンでないと落ち着かないのです。 たとえば
ピアノがティモンズ以外の人を想像してみてください。 ありえないでしょう?

ショーターは1959年11月5日にメッセンジャーズで初録音をし、1964年4月24日の
『Indestructible』 で4年5ヵ月在籍した同楽団のリーダー、ブレイキーと袂を分かち、
マイルスに乞われて同年9月25日から始まるヨーロッパツアーに参加しています。
わたしはマイルスバンドのテナーでも、ショーターよりコールマンやサム・リバースを
愛する人なので、ショーターの良さがわからない。 『Bitches Brew』 などは別ですが。

まぁそういうことはさておいて、本作には これといったベストトラックがありません。
六曲のうちなんとショーターが三曲も提供しているのですが 「Lester Left Town」 での
彼のソロはマイルスの下で傑作?となった 『Plugged Nickel』 を彷彿させるプレイが
垣間見えるようです。 で、悔しいのですが 「Lester Left Town」 が聴きものでしょう。



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Movin' & Groovin' / Horace Parlan Blue Note 4028

Horace Parlan Movin Groovin Blue Note BLP 4028
★★☆
『Movin' & Groovin'』
Blue Note BLP 4028 → King GXK-8123
1960年2月29日 録音
Horace Parlan(p) Sam Jones(b) Al Harewood(ds)

Side-1
1. C Jam Blues
2. On Green Dolphin Street
3. Up In Cynthis's Room
4. Lady Bird
Side-2
1. Bag's Groove
2. Stella By Starlight
3. There Is No Greater Love
4. It Could Happen To You

拙ブログ、ホレス・パーランの項で 『Us Three』 を ぼろくそに こきおろしました。
きょう取りあげる 『Movin' & Groovin'』 もやはり同じ結果となってしまいました。
オープニング曲、かの有名な 「C Jam Blues」。 2分25秒あたりでアイデアが枯渇し、
2分50秒過ぎから得意?の くりかえしが始まり、3分ちょっと過ぎから何回か音が
つっかえて止まる。 はじめて聴いたとき針飛びを起こしているのか と思ったほどです。
しかしCDだから それはあり得ません。 4分数秒過ぎに くりかえしから脱却します。
「On Green Dolphin Street」 のエンディングテーマでは妙にテンポアップして、いかにも
演奏を はやく切り上げたい そぶりです。 本人が まったく愉しんでいません。
つづく唯一のオリジナル 「Up In Cynthis's Room」 では心ここにあらず、みたいな曲想。
ダメロン作の 「Lady Bird」 は聴けるレベルまで落ち着いてきた、が まだまだです。
「Bag's Groove」 も3分から45秒間、二種のくりかえしで繋いでいます。 しんどい。
「Stella By Starlight」 ではテーマの56秒と1分9秒で音を はずす始末。 なぜ録り
直さなかったのか不思議です。 ライオンさ~ん! 聴いてました? その後のアドリブも
プロとは思えない部分が多すぎます。
わたしのなかで、なんとか聴くに堪えた演奏は 「It Could Happen To You」 でした。
えらそうなことを延々と述べましたが、これだけ魅力のスタンダードを並べ、聴く気を
起こさせる BN でも こういうことがあるんだ、という見本でした。

パーラン・フリーク以外の方には、お薦めできません。

※以上 2012年6月26日の記述でした。


Seven Classic Albums / Horace Parlan
 Seven Classic Albums / Horace Parlan

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