Jazz Classic Audio Life

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巷で名盤の誉れ高い作品を斬る

Lee Morgan Vol.3 Blue Note BLP 1557
★★★☆
『Lee Morgan Vol.3』
Blue Note BLP 1557 → King GXK-8135M
1957年3月24日 録音
Lee Morgan(tp) Gigi Gryce(as, fl/1-1) Benny Golson(ts, arr.)
Wynton Kelly(p) Paul Chambers(b) Charlie Persip(ds)


Side-1
1.
Hasaan's Dream
2. Domingo
Side-2
1.
I Remember Clifford
2. Mesabi Chant
3. Tip-Toeing

「Hasaan's Dream」 はオリエンタル風というか、エキゾチックな曲調で終始する曲。
ジジ・グライスのフルートがとても効果的です。 ですが、アルトに持ち替えるると
これがまったくひどい。 音程が狂っていて、聴くに堪えない ひどい代物なのです。
ところが いろいろなブログを見ても、これに言及したものが まったく見当たりません。
わたしはジジ・グライスが好きなほうですが、これは聴きたくない。 なぜライオンが
許可したのか、まったく不思議でなりません。 「Mesabi Chant」 のソロも同様です。
それにひきかえ、ベニー・ゴルソンは いつになくソロが冴えていて、まるで別人のよう。
全曲が彼の作曲ということと、アレンジも担当しているので、ゴルソンのアルバムと
いっても いいぐらい気合が入っていたのでしょう。
しかし、アルバム全体の印象としては、熱気というか覇気が感じられない作品です。
19歳のモーガンは、すでに老成していたのかもしれません。
“ 「I Remember Clifford」 に注目し過ぎ” とよく言われますが、やはりこの名曲が
ベストトラックであることに異議はないと思います。
余談ですが、ジャケットデザインはリード・マイルスではなく Harold Feinstein 。
マイルスなら二番目の写真のように裏焼きになるカットは配さないはずです。

追記:2014年3月2日に、ヤフオクでオリジナル盤が 188,800円で落札されました!


Lee Morgan Vol.3
Lee Morgan Vol.3

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