Jazz Classic Audio Life

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The Brilliant / Bill Evans

Bill Evans The Brilliant
★★★★★
『The Brilliant』
Alfa → Timeless SJP 329
1980年8月31日~9月7日 Keystone Korner, サンフランシスコにてライブ録音
Bill Evans(p) Marc Johnson(b) Joe LaBarbera(ds)

1. Laurie
2. Letter To Evan
3. Mornin' Glory
4. Theme From M.A.S.H.
5. Up With The Lark
6. Gary's Theme
7. Bill's Hit Tune
8. Knit For Mary F

オープニング、「Laurie」 のスケルッツオ的な箇所の音の美しさに度肝を抜かれます。
9月5日、亡くなる10日前。 体力的には限界に達していたはずなのに、あくまでも
“美” に対する探究を全身全霊を賭して やりとげた男、ビル・エヴァンス!

『Consecration -the last-』 が二枚組で出て聴いたときも唸ったものですが、
本作が単独で発売されて聴いたときの感動たるや尋常では ありませんでした。
直後に 8枚組コンプリート(当時はそう思わされた)が出て びっくりしながらも購入。
日にちごとの流れで聴いてみて、いかに CD 作りの編集が大切かということを
思い知らされました。 つまり作品に仕立て上げる という行為が大事なのだと・・・

全曲、身を削っての演奏なので、すばらしいことは まぎれもない事実なのですが、
ベストトラックは 9月4日 木曜日に演奏した 「Up With The Lark」 だと思います。
イントロは録音レベルのトラブルがあるものの、ソロに入ってからのエヴァンスの
プレイは神がかっています。 神がエヴァンスの身体を借りていたのでしょう。
評論家 N氏は “音楽の中心には「ちから」がほとんど感じられない。 聴くべきところに
聴くべきサウンドがなく、空洞化しているともいえる” と述べておられます。
この純粋な “美” を体得することができない寂しい人なのでしょう。


The Brilliant / Bill Evans
 The Brilliant / Bill Evans

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