Jazz Classic Audio Life

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ハイサイおじさん / 喜納昌吉&チャンプルーズ

ハイサイおじさん

いやぁ、最近こんなに はまったことはありません。
先日9月24日のNHK BSテレビ番組で、沖縄県出身の喜納昌吉氏が作詞・作曲した
大ヒット曲、「ハイサイおじさん」(セカンドバージョン)の録音秘話をドキュメントで
放送したのです。 これがとてもおもしろかった。
沖縄と東京で行われた16チャンネル(喜納昌吉&チャンプルーズの公式 HP では
24チャンネルと記されている)マルチ録音の方法と、参加したミュージシャンらの
多彩ぶりも興味ある内容でした。 いまのところ再放送の予定がないのが残念です。

そして ここからネットでファーストバージョンを探し、セカンドバージョンとの違いなど
さぐっていくうちに、“待てよ、いままでなんとなく聴いてきたけれど歌詞の意味、内容を
気にせずに聴いていた、というより単に音として流してきた” とハッと気づいたのです。

喜納氏が子供のころ、隣家に住んでいた悲劇の主人公が おじさんで、その おじさんとの
やりとりを元にして できあがったのが、この曲。 当時喜納氏は13歳の中学生だったとか。
そして1969年、父で沖縄民謡家の喜納昌永氏のアルバムに 「ハイサイおじさん」 を収録。
1976年、地元のマルフクレコードからシングル盤(上掲写真)としてリリースしたのです。
これをじっくり聴いてみてください。 はまること請け合いです。

歌詞と(同じ日本語なのに)対訳? をごらんになりながら聴いてみてください。
喜納氏が小僧役を、女性ボーカル(たぶん喜納氏の妻の友子さんと妹の幸子さん)が
おじさん役を歌っています。 おもしろいですよ。






1番
ハイサイおじさん(ハーイ)  ハイサイおじさん(アッヌガッ)
 [こんにちはおじさん(ハーイ)  こんにちはおじさん(なんだ)]
ゆうびぬ三合瓶ぐゎ ぬくとんな
 [夕べの三合瓶は 残っているかい]
ぬくとら わんに わきらんな
 [残っていたら俺に 分けてくれ]
ありあり童(わらばー) ぃえー童(わらばー)
 [おいおい小僧 やい小僧]
三合瓶ぬ あたいし わんにんかい
 [三合瓶ていどで 俺に]
ぬくとんでぃ いゆんな ぃえーわらばー
 [残っていると言うのか やい小僧]
あんせーおじさん(ハーイ) 三合瓶し ふずくやみせぇーら
 [それではおじさん(ハーイ) 三合瓶で不足というのなら]
いっす瓶 わんに くぃみせーみ
 [一升瓶を俺に くれるのかい]

2番
ハイサイおじさん(ハーイ)  ハイサイおじさん(アッヌガッ)
 [こんにちはおじさん(ハーイ)  こんにちはおじさん(なんだ))]
とぅしぐる なたくと とぅじむぐゎ ふさぬ
 [俺もそろそろ年ごろだから 女房が欲しいんだけど]
うんじゅが いなぐんぐゎや  くぃみそうらに
 [おじさんの娘を くれないかい]
ありありわらばー ぃえーわらばー
 [おいおい小僧 やい小僧]
いやーや わらびーぬ くさぶっくぃてぃ
 [ガキのくせに 生意気言やがって]
とぅじむぐゎ とめゆんな ぃえーわらばー
 [女房をさがそうってのか やい小僧]
あんせーおじさん(ハーイ) はたちやあまて三十過ぎて
 [それではおじさん(ハーイ) 二十を越えて三十過ぎて]
しーらぎ かみてから とぅじむとめゆみ
 [白髪になってから 女房をめとれってか]

3番
ハイサイおじさん(ハーイ)  ハイサイおじさん(アッヌガッ)
 [こんにちはおじさん(ハーイ)  こんにちはおじさん(なんだ))]
おじさんカンパチ まぎさよい
 [おじさんの頭のハゲは 大きいねぇ]
みーみじ カンパチ 台湾はぎ
 [ミミズのようなハゲ 台湾ハゲ]
ありありわらばー ぃえーわらばー
 [おいおい小僧 やい小僧]
ちぶるん はぎとし でぃきやーど
 [頭がハゲてるやつは (頭が)いいんだよ]
わったー ぐゎんすん むるでぃきやー
 [俺の先祖も みんな(頭が)良かったぞ]
あんせーおじさん(ハーイ) わんにん整形しみやーい
 [それではおじさん(ハーイ) 俺も整形して]
あまくま カンパチ いいゆがや
 [あっちこっちにハゲ こしらえようかな]

4番
ハイサイおじさん(ハーイ)  ハイサイおじさん(アッヌガッ)
 [こんにちはおじさん(ハーイ)  こんにちはおじさん(なんだ))]
おじさん ヒジぐゎぬ おかさよい
 [おじさんのヒゲちょっと おかしいな]
てぃんじょぬ えんちゅぬ ヒジどやる
 [天井のネズミの ヒゲみたいだぜ]
ありありわらばー ぃえーわらばー
 [おいおい小僧 やい小僧]
いやーや ヒジヒジ わらゆしが
 [お前はヒゲヒゲと 笑っているけど]
ヒジぐゎぬ あしがる むてぃゆんど
 [ヒゲがあるほうが もてるんだよ]
あんせーおじさん(ハーイ) わんにん まきらん あちゃーから
 [それではおじさん(ハーイ) 俺も負けちゃいられない明日から]
えんちゅぬ ヒジぐゎ たてゆがや
 [ネズミのヒゲでも 生やしてみようかな]

5番
ハイサイおじさん(ハーイ)  ハイサイおじさん(アッヌガッ)
 [こんにちはおじさん(ハーイ)  こんにちはおじさん(なんだ))]
ゆうびぬ じゅりぐゎぬ かばさよい
 [夕べの女郎は よかったよ]
うんじゅん いちど めんそーれー
 [あんたも一度 いらっしゃい]
ありありわらばー ぃえーわらばー
 [おいおい小僧 やい小僧]
辻(ちーじ)、仲島(なかしま)、渡地(わたんじ)とぅ おじさんや あまぬ株主ど
 [辻、仲島、渡地〈すべて遊郭街〉 おじさんはあそこの株主だよ]
あんせーおじさん(ハーイ) めーなち あまにく まとーてぃ
 [それではおじさん(ハーイ) まいにちあそこ(遊郭)にこもって]
わんねー ひんすーや たきちきゆみ
 [俺に貧乏しろと 言っているのかい]

喜納氏の最大のヒット曲は言うまでもなく 「花~すべての人の心に花を~」 です。
ボーカルは元妻の友子さん。 うちなんちゅ独特の小節が やみつきになります。
1980年に発売されてから全世界でのカバーも含めると3,000万枚を売り上げたそうです。
(1999年 読売新聞調べ)





こちらは 「ハイサイおじさん」 セカンドバージョン。



Tower Record では


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