Jazz Classic Audio Life

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ゲッツ節にどっぷり浸る

スタン・ゲッツ(Stan Getz・卯年)は1927年2月2日、ユダヤ系ドイツ人移民として
生まれ、13歳のときに父に買ってもらったサックスで演奏を始めました。
ティーンエイジャーでスタン・ケントン、ジミー・ドーシー、ベニー・グッドマンの
各楽団で活躍。 クール・ジャズの代表として定評を得ました。その後、数多くの
名盤を残したのですが、ジャズミュージシャンにありがちな麻薬の罠にはまって
しまいました。 彼の麻薬でのスキャンダルとして有名な事件は、1954年に
モルヒネ欲しさにシアトルの薬局で強盗未遂事件を起こして逮捕され、大学の
医療センターに収容されたことです。

その後、刑務所に収監され、半年間の服役生活を終え、スウェーデンに
移住しました。 1961年に帰国し、ボサノヴァに本格的に手を染め、「ジャズ・サンバ」
を録音。 ジョアン・ジルベルト、アントニオ・カルロス・ジョビンと録音した
「ゲッツ・ジルベルト」 でグラミー賞4部門を独占。 晩年はアルコール依存に
陥りながら演奏活動をつづけ、64歳のとき肝臓癌で亡くなりました。


Stan Getz Split Kick

彼の代表作といえば、やはりルースト(Roost)に入れた 26曲29テイクに尽きます。
1950年5月から1952年12月までの絶頂期の、ジャズ界の遺産ともいえる傑作です。
「Yesyerdays」 「Imagination」 「Split Kick」 「It Might As Well Be Spring」
「Lullaby Of Birdland」 「Autumn Leaves」 などゲッツ節 満載の名演ぞろいです。
わたしは、医者でもあるジャズ評論家の粟村政昭氏(大阪の有名な某レコード店で
よくお見かけしました)が監修された 1978年アナログ盤を聴いているのですが、
最近のCDでは音質が改善されているのでしょうかね?


Stan Getz People Time

チック・コリア(Chick Corea・巳年)と共演した 『Sweet Rain』 もわたしの愛聴盤ですが、
とくによく聴くのは、死の三ヵ月まえに、ピアノのケニー・バロン(Kenny Barron・未年)と
ライブでデュオで共演した 『People Time』 が、とにかく素晴らしい、の一語に尽きます。
彼本来のクールさはありませんが、ホットなゲッツ節が堪能できる魅力あふれる傑作です。


People Time / Stan Getz Kenny Barron
People Time / Stan Getz Kenny Barron

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Comment

ktdchon says... "むかしのジャケットはよかった"
mmm 様

コメントありがとうございます。
むかしのデザイナーやフォトグラファーは感性がすごいです。
いまはきれいにまとめようとするばかりで、味がありません。
ちょっとは見習ってほしものです。

ところで mmm さんはブログを開設されていないのでしょうか?

これからも、このブログによろしくおつきあいくださいませ。
2011.04.30 11:00 | URL | #- [edit]
mmm says... "デザイナーがすごい"
このLP持ってます。
牛乳飲んでるだけの白黒写真を素材にジャッケット作れるなんて、すごい。
同じ盤を間違えて買ってしまうのを防止する効果はあります。
2011.04.29 11:25 | URL | #f.1JrVQg [edit]

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