Jazz Classic Audio Life

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エルガーとジャッキー

指揮者でもあった作曲家サー・エドワード・ウィリアム・エルガー(Sir Edward
William Elgar・巳年)が1857年のきょう6月2日にイギリスで生まれ、1934年
2月23日に76歳で亡くなっています。 行進曲 「威風堂々」 がコマーシャル音楽で
よく使われたりするので、知らない人はいないでしょう。
しかし今回は希代の名演が残っている「 チェロ協奏曲ホ短調 作品85」 を書きます。


Jacqueline Du Pre Elgar  Delius Cello Concertos
『チェロ協奏曲 ホ短調 作品85』
チェロ:ジャクリーヌ・デュ・プレ  指揮:サー・ジョン・バルビローリ
管弦楽:ロンドン交響楽団  1965年8月19日録音
※わたしが所持しているのは、ドヴォルザーク 『チェロ協奏曲 ロ短調 作品104』との
  カップリングの輸入盤CDです。


ジャッキー20歳! のときの録音です。 鬼気迫るとはこういう演奏をいうのでしょう。
彼女は、この曲を演奏するためにこの世に送られてきたのだと思います。
第一楽章冒頭、ホ短調の暗いカデンツァがこの曲のイメージを決定づけます。
この重さを嫌う人が多いらしいのですが、重要で大きな魅力だと思っています。
ポルタメントやピチカートの奏法を活かした曲づくり、ジャッキーの演奏がひときわ
映えます。 そして変ロ長調の第三楽章、心安らぐ すばらしいアダージョです。
ジャッキー会心の演奏が聴ける第四楽章、ラストにホ短調のカデンツァが再現され、
劇的な終始和音で幕を閉じます。
使用しているチェロはロシアの有名なチェリスト、ダヴィドフが使っていた楽器の
ストラディヴァリウス。 後援者から贈られたチェロです。 ちなみに彼女の死後は
ヨーヨー・マに寄贈されたそうです。

ジャッキーの姉ヒラリーと弟ピアスの共著 「風のジャクリーヌ」 を元に製作された
映画 「ほんとうのジャクリーヌ」 を観たときの衝撃は忘れることができません。
この映画は賛否両論、喧々諤々の批評がありますが、ジャッキーの生涯の本質を
知るうえで重要な作品だと思います。


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