Jazz Classic Audio Life

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Flight To Denmark / Duke Jordan

Duke Jordan Flight To Denmark SteeplChase SCS-1011
★★★★★
『Flight To Denmark』
SteepleChase SCS-1011
(1-1, 1-3, 1-4, 2-2, 2-3)1973年11月25日
(1-2.-, 2-1, 2-4)1973年12月2日
コペンハーゲンにて録音

Duke Jordan(p) Mads Vinding(b) Ed Thigpen(ds)

Side-1
1.
No Problem
2. Here’s That Rainy Day
3.
Everything Happens To Me
4. Glad I Met Pat
Side-2
1. How Deep Is The Ocean
2. Green Dolphin Street
3. If I Did – Would You?
4.
Flight To Denmark

1972年にスティープル・チェイスというジャズ・レーベルが誕生し、どんどんアルバムを
リリースして われわれジャズファンを狂喜させてくれました。 レコード店に通うのが
楽しみで、ほんとうにわくわくしたものです。その11枚目に登場したのが本アルバム。
長い人気を保っている一枚で、ピアノトリオの傑作といってもいいでしょう。

聴きものはなんといっても 1-1 。 1959年のフランス映画 「危険な関係」 のテーマ曲。
デューク・ジョーダン作の名曲中の名曲です。 イントロのシグペンが叩くシンバルと
タムタムの音を聴くとゾクっとし、テーマメロディの提示で もういちどゾクっとする。
こどものころ(たぶん)観た映画の音が甦ってくるのです。(ホンマかいな)
ソロの部分で “ジョーダンはピアノ演奏がうまい” というところを披露しています。
なにも速弾きだけが うまさを認識できるわけではないのですね。

1-3 はこの曲の代表的名演でしょう。 哀愁をこれほど見事に表現したジョーダンは立派。
うってかわって 1-4 はかわいい表情のオリジナルワルツです。 エンディングのアレンジが
チャーミングですばらしい。

ビル・エヴァンスの 「How Deep Is The Ocean」 はテーマのメロディが出てこないのに
対し、ここでのジョーダンの演奏はテーマたっぷり。 砂糖漬けのように甘々です。
でもこれも好きだなぁ。 そしてこのアルバムで知った Mads Vinding のベースソロが
聴きごたえじゅうぶんのプレイ。

自作曲4曲にスタンダード4曲、全体に気品と知性とリラックスとを融合させた本盤、
ピアノトリオジャズを愛するファンにとっては このうえない一枚だと思います。


Flight To Denmark / Duke Jordan
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