Jazz Classic Audio Life

ジャズ、クラシック、オーディオの想いを日々綴ります。   ブログ内で お探しのキーワードを右の枠に入力して GO ⇒

アート・ペッパー最後の名盤?

Art Pepper Intensity Contemporary S 7607
★★★★☆
『Intensity』
Contemporary S 7607 → King LAX-3036
1960年11月23日、25日 録音
Art Pepper(as) Dolo Coker(p)
Jimmy Bond(b) Frank Butler(ds)


Side-1
1.
I Can't Believe That You're In Love With Me
2. I Love You
3. Come Rain Or Come Shine
4. Long Ago
Side-2
1.
Gone With The Wind
2. I Wished On The Moon
3.
Too Close For Comfort

CD Additional tracks
8. Autumn Leaves
9. Five Points

この作品、みずみずしいソロを聴くことができる最後のアルバムといえるでしょう。
1961年から1963年は録音がありません。 ヘロインによる何回目かのスランプです。
1969年から1971年はシナノン収容所でリハビリ生活を送っていました。
サヴォイに 『Surf Ride』 を録音したのが1952年3月。 イントロに 『Modern Art』 を
録音したのが1956年12月。 コンテンポラリーに 『Meets The Rhythm Section』 を
残したのが1957年1月。 このあたりがペッパーの絶頂期だと いえるでしょう。
アドリブのフレーズが、ほんとうに湧水のごとく溢れだしてくる天才だったのです。
わたしが いつも書いているように、ペッパーは いわゆるペッパー節というものを
持っている。 これがジャズには いちばん重要で必要不可欠なものなのです。
音色、節回し、独特の癖やイントネーション。 長年の悪癖である麻薬を断ち切って
復帰した待望のアルバム 『Among Friends』 では音色がペッパーのものではなかった。
本来の 『Intensity』 は7曲ですが、CD には2曲追加(「Autumn Leaves」 は
『The Way It Was !』 から、「Five Points」 は未発表曲)されても作品が損なわれる
ことはありません。 ほぼ全曲すばらしい、最後の演奏です。


Intensity / Art Pepper
Intensity / Art Pepper

↓よろしければクリックを↓
スポンサーサイト

Comment

ktdchon says... "Re:タイトル"
キタサン様

コメントありがとうございます。
サックス(アルトもテナーも含めて)でいちばん好きなペッパー。
復帰後は『Among Friends』しか聴いていないので
なにか聴いてみようかな、とも思ったりして…

『ストレート・ライフ アート・ペッパー衝撃の告白自伝』は
衝撃的な本でした。拙ブログで紹介しています。

2012.05.06 10:29 | URL | #- [edit]
キタサン says... "タイトル"
こんばんは。 改めて今 聴いております。
ピアノがドロ・コーカーなんですね、珍しい。それはさておきスタンダード中心でわかりやすく しかも朗々と吹いている絶好調のアルバムです。

ペッパー前期のハイライトとなる作品です。
復活した後期の作品は賛否両論ですがモード奏法も取り入れた達観したような演奏は
私は結構支持する側です…。
2012.05.05 19:19 | URL | #- [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する