Jazz Classic Audio Life

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くりかえしが鼻につくパーラン

Horace Parlan Movin  Groovin Blue Note BST 84028
★★☆
『Movin' & Groovin'』
Blue Note BST 84028 → Toshiba-EMI TOCJ-7157
1960年2月29日 録音
Horace Parlan(p) Sam Jones(b) Al Harewood(ds)


Side-1
1.
C Jam Blues
2. On Green Dolphin Street
3. Up In Cynthis's Room
4. Lady Bird
Side-2
1. Bag's Groove
2.
Stella By Starlight
3. There Is No Greater Love
4.
It Could Happen To You

拙ブログ、ホレス・パーランの項で 『Us Three』 を ぼろくそに こきおろしました。
きょう取りあげる 『Movin' & Groovin'』 もやはり同じ結果となってしまいました。
オープニング曲、かの有名な 「C Jam Blues」。 2分25秒あたりでアイデアが枯渇し、
2分50秒過ぎから得意?の くりかえしが始まり、3分ちょっと過ぎから何回か音が
つっかえて止まる。 はじめて聴いたとき針飛びを起こしているのか と思ったほどです。
しかしCDだから それはあり得ません。 4分数秒過ぎに くりかえしから脱却します。
「On Green Dolphin Street」 のエンディングテーマでは妙にテンポアップして、いかにも
演奏を はやく切り上げたい そぶりです。 本人が まったく愉しんでいません。
つづく唯一のオリジナル 「Up In Cynthis's Room」 では心ここにあらず、みたいな曲想。
ダメロン作の 「Lady Bird」 は聴けるレベルまで落ち着いてきた、が まだまだです。
「Bag's Groove」 も3分から45秒間、二種のくりかえしで繋いでいます。 しんどい。
「Stella By Starlight」 ではテーマの56秒と1分9秒で音を はずす始末。 なぜ録り
直さなかったのか不思議です。 ライオンさ~ん! 聴いてました? その後のアドリブも
プロとは思えない部分が多すぎます。
わたしのなかで、なんとか聴くに堪えた演奏は 「It Could Happen To You」 でした。
えらそうなことを延々と述べましたが、これだけ魅力のスタンダードを並べ、聴く気を
起こさせる BN でも こういうことがあるんだ、という見本でした。

パーラン・フリーク以外の方には、お薦めできません。

Movin' & Groovin' / Horace Parlan
Movin' & Groovin' / Horace Parlan

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Comment

ktdchon says... "Re:繰り返し"
キタサン様

コメントありがとうございます。
ホレス・パーランのリーダー作は、これと『Us Three』と
スティープルチェイス盤(売ってしまいました)を聴きました。
おっしゃるように小児まひのため不自由な右手でこうなるんでしょうね。
カール・パーキンスは左手が不自由だったので
演奏としてはまだパーランよりはましだったのでしょうか。
パーランはたしかにブルースフィーリングでもっていたのですね。
2012.06.27 10:33 | URL | #- [edit]
キタサン says... "繰り返し"
こんばんは。

今、改めて聴いています。確かに繰り返しが多いですね(笑)。
あまりテクニックがあるとは思えませんが(小児まひの影響だと思います)日本に来た時のホレス・パーランを身近で何度か聴いたことがあります。 ブルースフィーリングがあるなと思いました。私がまだジャズを聴き始めの頃でしたから外人さんの演るものは何でもそう思えたのかもしれません(笑)。
2012.06.26 20:15 | URL | #- [edit]

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