Jazz Classic Audio Life

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幻、垂涎、が ぴったりの盤

Doug Watkins At Large
★★★★☆
『Watkins At Large』
Transition TRLP 20 → Toshiba-EMI LNJ-70088
1956年12月8日 録音
Donald Byrd(tp) Hank Mobley(ts/except 1-3) Kenny Burrell(g/except 1-3)
Duke Jordan(p) Doug Watkins(b) Arthur Taylor(ds)


Side-1
1. Phil T. McNasty's Blues
2.
More Of The Same
3. Panonica
Side-2
1.
Return To Paradise
2. Phinup

ジャズファンなら幻のレーベル、垂涎のトランジションに憧れを持つ人は多いはず。
トム・ウィルソンという若い音楽好きの青年が大学を卒業後まもなく興したレーベル。
第一作は1955年3月13日録音の 『Herb Pomeroy / Jazz In A Stable』 という作品。
12枚のアルバム(カタログにはジャズ以外もあり30番まで記載)をリリースして
二年弱で倒産しています。 この希少性が魅力の大きな要因に なったのでしょう。
とはいえ、本作は27歳で自動車事故死したダグ・ワトキンスの魅力を余すことなく
伝えている快作盤。 いわゆるハードバップの お手本のような演奏が聴けるのです。

全員いいプレイをしていますが、わたしはケニー・バレルとデューク・ジョーダンが
とくに すばらしいと思います。 ふたりとも味わい深い演奏を披露しています。
そしてベストトラックは、テーマメロディの魅力もあって 「Return To Paradise」 を
あげます。 13分にも およぶ長尺曲ですが、まったく長さを感じさせない名演です。
余談ですが、昨年12月にアップされた動画で本作のオリジナル盤を3,000ドルで
出品しているのがありました。 そのほかにも海外で1,500ドル前後で取引きされた
記事を見たことがあります。 すごい世界です。


Watkins At Large / Doug Watkins
Watkins At Large / Doug Watkins

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Comment

ktdchon says... "Re:タイトル"
キタサン様

久しぶりに東芝盤を聴いたところ、カビなのか何なのか
針飛びするところが一箇所あり、がっくりしました。
でもまあ国内盤は音があまり良くないから(オリジナル盤を聴いたことないけど)
CDを注文しました。なぜかレーベルの魅力、大きいですね。
Soulnik、ちょっと注目してみます。
2012.07.10 16:47 | URL | #- [edit]
キタサン says... "タイトル"
ダグ・ワトキンスの数少ないリーダーアルバムで トランジションレーベルとくれば
高値で取引されて当然ですかね。
ハード・バップのベーシストの中でも このダグ・ワトキンスが一番好きです。
若くしてこのこの世を去ったのは非常に残念だと思います。
他にプレステッジの「SOULNIK」も良く聴くアルバムです。
2012.07.09 20:11 | URL | #- [edit]

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