Jazz Classic Audio Life

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こんな時代もあったヒノテルとプーさん

Hino=Kikuchi Quintet takt XMS-10011
★★★☆
『Hino=Kikuchi Quintet』
takt Jazz XMS 10011-CT
1968年8月22日、30日 録音
Terumasa Hino(tp) Takeru Muraoka(ts)
Masabumi Kikuchi(p) Kunimitsu Inaba(b) Motohiko Hino(ds)


Side-1
1. Tender Passion
2. Ideal Portrait
Side-2
1. Long Trip
2. H.G. And Pretty

この作品が録音された1968年8月といえば、マイルスが 『Filles De Kilimanjaro』 を
吹き込んだころ。 のちに 「Like Miles」 という曲を作曲するぐらいマイルス信奉者だった
ヒノテル氏がマイルスの影響を受けないはずがありません。 ただ本作は全曲が菊地氏の
作曲なのですが… わたしは、このアルバムを聴くたびにマイルスの 『Miles Smiles』 を
思い浮かべてしまうのです。 当時のこのメンバーは、まさにマイルス・コンボが お手本、
だったのでしょうね。

日野 vs マイルス、村岡 vs ショーター、菊地 vs ハービー、稲葉 vs ロン・カーター、
そしていちばん意識していたであろう、日野元彦 vs トニー・ウィリアムス!
トニーが生まれた22日後に元彦氏が生まれているのですから! さらにトニーは51歳で、
元彦氏は53歳で亡くなる。 なにかの因縁としか思えません。 プレイスタイルもそっくり。
さて、ベストトラックはオープニングの 「Tender Passion」。 当時のメンバーの覇気が
感じられる演奏です。 プーさんのうなり声がうるさいですが…
ヒノテル氏に関して言えば、この後 『Hi-Nology』 などを経て、ヒッピー?になって
『Into The Heaven』 を出すのですが、その直前の かろうじて矜持を保っている
作品です


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