Jazz Classic Audio Life

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不思議な魅力がある二枚

Jutta Hipp At The Hickory House vol.1 Blue Note BLP 1515
★★★★★
『Jutta Hipp At The Hickory House Vol.1』
Blue Note BLP 1515 → King K18P-9228

Side-1
1.
Take Me In Your Arms
2. Dear Old Stockholm
3.
Billie's Bounce
4. I'll Remember April
5. Lady Bird
Side-2
1. Mad About The Boy
2. Ain't Misbehavin'
3.
These Foolish Things
4. Jeepers Creepers
5. The Moon Was Yellow



Jutta Hipp At The Hickory House vol.2 Blue Note BLP 1516
★★★★★
『Jutta Hipp At The Hickory House Vol.2』
Blue Note BLP 1516 → King K18P-9229

Side-1
1. Gone With The Wind
2.
After Hours
3. The Squirrel
4. We'll Be Together Again
5. Horacio
Side-2
1. I Married An Angel
2. Moonlight In Vermont
3. Star Eyes
4. If I Had You
5. My Heart Stood Still


1956年4月5日 Hickory House, ニューヨークにてライブ録音
Jutta Hipp(p) Peter Ind(b) Ed Thigpen(ds)

なんと言おうか、不思議な魅力を持った二枚のアルバムなのです。
ユタはドイツに生まれ、10代のころはグラフィックデザインを学び、第二次大戦後の
20代後半には自身のクインテットで演奏活動をし、録音も行っています。
そして 30歳でアメリカに移住。 ジャズ評論家のレナード・フェザーの口添えで
ブルーノートと契約する。 そのブルーノートの人気盤にズートと共演した作品も
ありますが、やはり彼女の神髄が 20曲も聴けるトリオの本作は すばらしい出来だと
思います。

もうひとつの魅力はベースのピーター・インド。 骨太の、腹に響くプレイが堪りません。
ユタのプレイは、はじめは硬さが感じられるのですが、曲を追うごとにリラックスし、
「After Hours」 になるころには、ブルースの魅力いっぱいに好演しています。
つづく 「We'll Be Together Again」 では、女性らしいリリシズムにあふれたタッチで
見事なバラードに仕上げているのです。 これがベストトラックでしょう。
「If I Had You」 のインドのテーマとソロは、かわった趣向で おおいに楽しめます。

先述のズートとの作品を残し、ユタは突然引退してしまいます。 このトリオ盤を
聴くにつれ、もっとトリオ作品を録音してくれていたらと、切に思うのです。
ということで、ユタの録音自体が希少ということも含めて星 5つとしました。

余談ですが、ヒッコリー・ハウスの客は(ビル・エヴァンスのヴィレッジ・ヴァンガード
の やかましい客とは違い)おとなしく静かに聴いているのですね。


Jutta Hipp At The Hickory House Vol.1
 Jutta Hipp At The Hickory House Vol.1

Jutta Hipp At The Hickory House Vol.2
 Jutta Hipp At The Hickory House Vol.2

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