Jazz Classic Audio Life

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You're Gonna Hear From Me / Bill Evans

Bill Evans Youre Gonna Hear From Me
★★★★☆
『You're Gonna Hear From Me』
Milestone M-9164
1969年11月24日 Jazzhus Montmartre コペンハーゲン デンマークにてライブ録音
Bill Evans(p) Eddie Gomez(b) Marty Morell(ds)

Side-1
1. You're Gonna Hear From Me
2. 'Round Midnight
3. Waltz For Debby
4. Nardis
Side-2
1. Time Remembered
2. Who Can I Turn To
3. Emily
4. Our Love Is Here To Stay
5. Someday My Prince Will Come

この年の 1月に 『What's New』 で初参加となったマーティ・モレル。 1965年3月に
ラリー・バンカーが袂を分かってから、およそ4年というものドラマーが入れ替わり
立ち替わりの状態がつづきました。 さらにソロ・アルバムも二枚出しました。
これから 5年余り付き合うことになるマーティとの 60年代最後の録音が本作です。
プロデューサーのヘレン・キーン女史も録音されていたことを知らなかったプライベート
録音だからか、マイクアレンジが悪く、楽器のバランスも異様に偏っていてセンターが
抜け落ちています。そのマーティ・モレルのドラムスの音が うまく拾えていない録音が
残念で☆マイナスです。

ヨーロッパ・ツアーの一環として北欧コペンハーゲンの有名なジャズクラブでの演奏は
十八番のナンバーがずらり。「Waltz For Debby」 は速いテンポで軽快に飛ばします。
圧巻は例によって 「Nardis」。 エヴァンスの演奏のあと、ゴメスのベースソロが 3分弱。
そのあとのエヴァンスのソロは神がかりという ほかはないプレイです。 マーティの
気迫に満ちたソロが 1分半あり、三人の強烈な競演でエンディング。 ベストトラック。

B 面に移り、「Time Remembered」 は なにか雰囲気がちがう。 憂いが新鮮な気がします。
「Who Can I Turn To」 のゴメスのソロは 「Nardis」 とちがって、ほぼ不要かも・・・
「Emily」 も始めは ゆっくりと入るのですが、徐々にテンポアップして落ち着きがない。
やはり全体を通しての印象は、70年代ライヴのテンポの速さを思わせるような演奏に
なりつつあるということ、を実感するアルバムです。
エヴァンスは自身がプレイできる時間の限界を、もう見極めていたのかもしれません。
「Someday My Prince Will Come」 はディズニーの、あの可憐さは微塵も感じられない
演奏に変貌しています。

下はビクターから 『“ワルツ・フォー・デビィ” ライヴ!』 というタイトルで
リリースされた、おなじ内容の国内盤 LP(VIJ-28164)。
さらに輸入盤 CD 『Bill Evans Trio Live In Holland 1969』 は、この写真の手をカットし、
トリミングして使っているのですね。

Bill Evans Youre Gonna Hear From Me

You're Gonna Hear From Me / Bill Evans
You're Gonna Hear From Me / Bill Evans

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