Jazz Classic Audio Life

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ECM の佳作ジャケット

ECM Label

マンフレート・アイヒャーはベルリン・フィルでコントラバスを演奏した才能の持ち主。
1969年、弱冠 26歳で ECM(Edition of Contemporary Music)を設立しました。
多くのアルバムを創ってきましたが、よくいえばモダンなジャケットで統一。 悪くいえば
味気なさがうかがえる一辺倒なデザイン。 3年後に創設された SteepleChase とは
似ているようでいて、コンセプトは中身とともに両極に あると思います。


Chick Corea Piano Improvisations Vol.1 ECM 1014
『Piano Improvisations Vol.1 / Chick Corea』 ECM 1014
1971年に本作がリリースされたときは、ほんとうに衝撃でした。 もうジャズなどという
ジャンルでは括れないユニバーサル・ミュージックの出現だと思いました。 クレパスか
コンテで描いた名前とゴシック・ボールドのタイトルがシンプル極まりない魅力でした。



Chick Corea Return To Forever ECM 1022
『Return To Forever / Chick Corea』 ECM 1022
1972年に結成したリターン・トゥ・フォーヴァーの第一作。 ジャケットを見た瞬間、
わたしは 1970年に発表になった小説 『かもめのジョナサン』 のパクリだと思いました。
しかし、ジャズのジャケットとは思えない美しい写真で ECM のポリシーそのものです。



Gary Burton Crystal Silence ECM 1024
『Crystal Silence / Gary Burton Chick Corea』 ECM 1024
最初に 「Senor Mouse」 を聴いたときの驚きは忘れられません。 その印象が そのまま
ジャケットとタイトルに表現されています。 北欧の朝日か。 Hans Paysan という人が
撮影した、見事な一枚です。


Ralph Towner,Gary Burton Matchbook ECM 1056
『Matchbook / Ralph Towner Gary Burton』 ECM 1056
デイブ・グルーシンにもこんなマッチのジャケットがありました。 よく使ってみたくなる
モチーフなのですね。 ふつうは中の軸を見せるのが順当なのでしょうが、タイトルを
書きたくて使うという手法。 どちらかというと、あっさりしすぎかな・・・



Enrico Rava The Pilgrim And The Stars ECM 1063
『The Pilgrim And The Stars / Enrico Rava』 ECM 1063
拙ブログでレビューもしたエンリコ・ラヴァの数少ない一枚。 顔をださず、ぼろぼろの
トランペットで、ふつうなら考えもつかない写真です。 それだけに いちど見たら頭に
焼きついて忘れられないジャケットになるのでしょう。



Pat Metheny Watercolors ECM 1097
『Watercolors / Pat Metheny』 ECM 1097
これは写真? それとも絵画? って思ってしまいますが、ジャケ裏を見ると、写真と
レイアウターの名前が書かれています。 こんな場所を見つけただけで、ひとつのアートが
完成するのです。 わたしはジャケットを見ただけで購入してしまいました。



Keith Jarrett Sun Bear Concerts ECM 1100
『Sun Bear Concerts / Keith Jarrett』 ECM 1100
なんの変哲もない このジャケットを取り上げたのは、カタカナ文字が書かれているから。
しかも筆書き。 最近では外国人の人々が筆書きの漢字が書かれたTシャツなどを好んで
着ていますが、本作がリリースされた 1978年は、まだブームには なっていませんでした。


Terje Rypdal Waves ECM 1110
『Waves / Terje Rypdal』 ECM 1110
Klaus Knaup というカメラマンが撮った美しい写真。 樹木が風に吹かれて大きくなびく
さまがタイトルのようにウェーブになるのでしょう。 印象派の絵のように自然が生み出す
音が、まさに音楽の調べになって聞こえてくるのでしょう。



Keith Jarrett My Song ECM 1115
『My Song / Keith Jarrett』 ECM 1115
キース・ジャレット本人が撮影した、ほのぼのとした想いが湧いてくる楽しい写真。
なんのてらいもなくレンズに向かってほほ笑む少女たち。 彼女らの心の表れをサウンドに。
鬼才ジャレットの芸術的天分が垣間見える傑作です。



Keith Jarrett,Gary Peacock,Jack DeJohnette Bye Bye Blackbird ECM 1467
『Bye Bye Blackbird / Keith Jarrett Gary Peacock Jack DeJohnette』 ECM 1467
マイルスが天に召された 14日後に録音された追悼盤。 しかし発売されたのは 1年半後。
Catherine Pichonnier という女性が撮影したマイルスのシルエットが印象深いジャケット。
ジャケットを眺めているだけで音楽が感じられる一幅のアートだと思います。

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Comment

ktdchon says... "Re:"
キタサン様

いつもコメントありがとうございます。

ECM はジャケットに駄作も(えらそうにごめんなさい)けっこうあります。
SteepleChase は、もっと駄作が多いので
佳作ジャケットの記事を書くのは、ちょっとムリですね。
オリジナル盤(古いほうのレーベル)も何枚か持っていますが・・・

デューク・ジョーダン他など傑作も多いのですが
エンジニアが ばらばらで録音の状態が悪い盤が、ままあることが
玉に瑕、だと思います。
2016.01.25 15:20 | URL | #- [edit]
キタサン says... ""
こんにちは。毎度のことながら佳作ジャケットシリーズ?掲載ありがとうございます。

個人的にはジャケットはECM、 内容はスティープルチェイスが好きです。

改めて見ると写真も素敵ですが文字だけのジャケットも潔くて良いですね~。

ECMはCDでは結構持っていたのですがアナログ盤では現在殆どないです。大きなジャケットだと栄えるかもしれないので購入したくなってきました(笑)

最後のマイルス トリュビュートのアルバムは音が出てきそうな雰囲気が出て秀逸だと思います。
2016.01.23 10:52 | URL | #- [edit]

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