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Davis Cup / Walter Davis Jr. Blue Note 4018

Walter Davis Jr. Davis Cup Blue Note BLP 4018
★★★★
『Davis Cup』
Blue Note BLP 4018 → King K18P-9230
1959年8月2日 録音
Donald Byrd(tp) Jackie McLean(as/except 1-3)
Walter Davis Jr.(p) Sam Jones(b) Art Taylor(ds)


Side-1
1. 'Smake It
2. Loodle-Lot
3. Sweetness
Side-2
1. Rhumba Nhumba
2. Minor Mind
3. Millie's Delight

ウォルター・デイヴィス・ジュニアには残念ながらアドリブの閃きがない、いわゆる
センスが足りなくて行きあたりばったりだと思います。 初リーダー・アルバムだから
全六曲を自作で固める、というのはライオンが提案したのでしょうが、あまりにも無謀と
言わざるを得ません。
ウォルターの演奏で始まるバラード 「Sweetness」 はバードのソロになって曲が生きて
きます。 ただウォルターのセカンド・ソロの冒頭は、ちょっとした煌めきが感じられます。
ありきたりなタイトルですが 「Minor Mind」 が LP B面二曲目に良い曲ありの原則として
ベストトラックだと思います。 ウォルターのソロも なかなかいい出来です。

やはり、このアルバムはバードとマクリーンのフロント二管を楽しむ作品なのでしょう。
ブリリアントなトランペットの煌めきとハスキーで独特なアルトの音質を満喫しましょう。
とはいえ二人は共演が多すぎて手慣れすぎた感が否めません。 新鮮味に欠けるのです。
本作までに二人の共演は、
『George Wallington Quintet At The Bohemia(Progressive LP 1001)』
『The New Tradition Vol.1(Ad Lib AD 6601)』
『Lights Out!(Prestige PRLP 7035)』
『4, 5 And 6(Prestige PRLP 7048)』
『Jammin' With Gene(Prestige PRLP 7060)』
『Mobley's Message(Prestige PRLP 7061)』
『2 Trumpets(Prestige PRLP 7062)』
『Taylor's Wailers(Prestige PRLP 7117)』
『2 Guitars(Prestige PRLP 7119)』
『Off To The Races(Blue Note BLP 4007)』
『Jackie's Bag(Blue Note BLP 4051)』
『Vertigo(Blue Note LT-1085)』
『New Soil(Blue Note BLP 4013)』
と、13作も残しています。 そして本作のあと 『Fuego(Blue Note BLP 4026)』
共演したら、ピタッと二人は疎遠になってしまいます。 バードはペッパー・アダムスと
組むようになり、マクリーンは急進派へと路線を変えてしまうのです。

いや、やはり主役のウォルター・デイヴィス・ジュニアよりバードとマクリーンを
中心に聴くべき作品としか言いようがありません。 う~ん、なんだかなぁ。


Davis Cup / Walter Davis Jr.
Davis Cup / Walter Davis Jr.

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