Jazz Classic Audio Life

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On A Monday Evening / Bill Evans

Bill Evans On A Monday Evening UCCO-1172
★★★★★(音質★★★★)
『On A Monday Evening』
Fantasy → Universal Music UCCO-1172(SHM-CD mono)
1976年11月15日 Madison Union Theatre, マディソンにてライブ録音
Bill Evans(p) Eddie Gomez(b) Eliot Zigmund(ds)


1. Sugar Plum
2. Up With The Lark
3. Time Remembered
4. T.T.T.(Twelve Tone Tune)
5. Someday My Prince Will Come
6. Minha(All Mine)
7. All Of You
8. Some Other Time

やっと聴くことができました。 満を持して発表された本作。 はじめに言っておきましょう。
演奏は星五つ、いや それ以上かもしれません。 が、録音状態に若干問題ありなのですね。
とくに初めのころ、たぶんベースの低弦でしょう、ボコボコした音が頻繁に聞こえます。
そしてドラムスの音も低音圧で、だいぶん離れた場所で演奏しているように聞こえます。
さらに、時は1976年というのにモノラル録音とは これいかに!
しかし全体には押し出しの強い粒立ちも はっきりしたレベルの高いものになっています。

いきなりエヴァンスが弾く軽快な 「Sugar Plum」 で幕開き。 第一音が途切れぎみに
録られているのが残念。 二曲目も軽快に飛ばしながら小気味良い 「Up With The Lark」。
アルバムを通しての印象は明るさです。 ネネットとの あいだに産まれた愛息エヴァンは
1歳3ヵ月ほどで いちばんかわいいとき。 エヴァンス一家は小さいエヴァンを中心にして
ほんとうに幸せな時間を過ごしていたのでしょう。 それがこのCDには溢れています。
3年10ヵ月後に、その主が亡くなるなんて、だれが想像したでしょう。

ともかく演奏は生気に溢れていて、すばらしい作品だと思います。
そしてベストトラックは、こんなアプローチで聴いたことがない 「All Of You」 です。
曲の終盤になるまで曲名が わかりません。 10日前にパリで同曲を演奏していますが
それ以上にニュアンスが新鮮で おもしろい。 いやぁ、これだから未発表音源の発掘は
堪えられません。 終曲の 「Some Other Time」 も心に沁みる魅力があります。

『The Paris Concert』(Victor VDJ-25035)の10日後に録音されたこの作品。
エヴァンスフリークには たまらないコレクションとなるでしょう。



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